霰(艦隊これくしょん)
あられ
黒髪に大潮と共通の帽子、朝潮型のトレードマークである吊りスカートにミステリアスさを感じさせる瞳を持つ。
その顔立ちに違わず、物静かで不思議な雰囲気の喋り方をする。
しかし、何といっても彼女の一番の特徴は「んちゃ」である。
ドロップ時の自己紹介でも「霰です……んちゃ、とかは言いません……よろしく……」と発言しているが、これは言うまでもなく漫画『Dr.スランプ』の主人公の「則巻アラレ」を元ネタとしている(ただし名前の由来はそれぞれ気象現象と米菓子と異なる)。
このようなフリをしておきながら、改装時にはうっかり「んちゃ」と言っているが、気に入っているのだろうか。また、戦闘終了後のMVPに選ばれた時の「えっ…なに…?この拍手喝采は。霰が何かしたの…?」も、「拍手喝采雨霰」に掛けていると思われる。
「砲戦より、水雷戦ですよ……?」
後述の史実にある通り、本来であれば霞が9番艦で霰が10番艦である。それまでは姉妹関係を余り意識していなかった朝潮型であったが(艦これ稼動初期から実装されている駆逐艦の殆どに当てはまる)艦これ四周年を迎えた2016年あたりから「姉妹関係」を意識した台詞が期間限定ではあるが実装されるようになり、そこでは確りと「霞姉さん」呼んでいる。これによって姉妹としてみた場合は朝潮型の末妹は霰ということが確定した。
2017年10月25日の時点では、朝潮型の中で唯一「改二」や「期間限定グラフィック」が実装されていなかった。未だ朝潮型は未実装を2隻残しているものの、初期実装の他の姉妹全員に改二が実装されてしまい、朝雲・山雲にも【スリガオ海峡突入】modeの差分だが新グラフィック実装と、全員を並べた時に霰のみ未だに初期装備のままになってしまっていたこともあり、早期の改二実装を望む声が上がっていた。
…そうした中、2017年のクリスマスモードで遂に霰の初限定グラフィックが実装された。
苦節4年半、長かった…。
そしてついに、2018年3月29日、霰改二に関すると思われる公式ツイートが…。
2023年秋、故郷舞鶴でイベントが開催された際、里帰り私服modeが登場した。他に里帰りを果たしたのは吹雪、初雪、敷波、漣。この期に舞鶴にやって来たのが白雲、磯波、稲木、Nevada。
えっ…なに…?この改二改装は。霰がなにかしたの…?
長らく限定グラフィック等と縁がなかった霰であったが、クリスマスグラフィックの実装を機ににわかに改二への期待が高まりだした、そして2018冬イベントも終了し二期への準備期間ともいえる時期の次級の陽炎型への改装準備が着々と進んでいく中、上記の運営電文が入り、提督達は電文内の「第五艦隊の一翼として、北方海域での輸送作戦にも務めた艦隊型駆逐艦」に着目。該当駆逐艦の洗い出しを始める。そして陽炎型の前級で第五艦隊に関係している艦は「朝雲」と「霰」である事が確認されたが、「朝雲」であれば確実に「西村艦隊」の事を絡めるはずという事と、「輸送作戦にも務めた」で終わる事から輸送作戦中に戦没した艦ではないかという予想も加わり、「霰」であろうと意見がほぼ一致。
そして2018年4月6日のアップデートで「霰改二」が実装された。これで艦これ稼動当初から実装されている朝潮型全員に改二が実装された事になり、それは次級で「第十八駆逐隊」である「陽炎」「不知火」への改二実装への準備段階に入ったとも解釈できるものとなった。
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