図鑑データ
「あら。自己紹介まだでしたかー。私、荒潮です。」
概要、華麗に出撃よ
朝潮型4番艦。序盤で入手できる駆逐艦娘。
史実では開戦時の第一期第八駆逐隊に所属し、南方を中心に活躍している。
フワフワとした不思議系なお嬢さんだが、史実ではかなりの武闘派で知られる。
朝潮型としては4番目の改二実装となった。
容姿の女神はここよ~。早く捕まえてぇ~
薄い煉瓦色のふわっとしたセミロングの癖毛に、くりっとした金色の瞳が特徴。前髪は左で七三に分けられており、それぞれ外側に跳ねている。
服装は姉妹艦でお揃いの白のブラウスに灰色のサスペンダー付きスカートだが、彼女は黒のスパッツも穿いている(朝潮型では他に朝雲、山雲が着用)。
艤装も姉妹で共通だが、背部艤装を背負う肩紐は赤色となっている。
改二になるとスカートの下に穿くものがスパッツから黒ストに変わる。
お正月よぉ~、うふふふっ
姉妹内で、ほぼ唯一期間限定グラフィックがなかった荒潮だが、2019年1月1日のオンライン更新で晴れ着modeを獲得した。
白地に葡萄色の桜柄のを染め抜いた振袖で、帯は青緑に唐草文様が入り、帯留めは猩々緋に黄金の房付きと、一見してシンプルだがその中に華があるスマートな着こなしである。
草履は鼠色に深緋(こひき)の鼻緒と、艦娘らしい艦船を彷彿とさせるもの。
髪はフレンチクルーラースタイルのお団子髪とサイドテールの組み合わせで結い上げ、結び目には牡丹の髪飾りをあしらっている。
流石の神戸娘である。
中破時には着物の左側がはだけて肩と鎖骨が露出している。
その色艶は「もはや駆逐艦ではない」ともっぱらの評。
……おい、そこの提督、今荒潮に何しようとして―― こら、逃げるな!!
あらあら。性格じゃない。
見た目通りおっとりふわっとした、間延びする口調が特徴的。
そんなふわっとした口調とは裏腹に言葉尻から感情を読み取るのは難しく、上品さの中に飄々とした掴みどころのない部分がある。同じような喋り方をする軽巡と違い、その喋り方に含みが感じられないのは駆逐艦の幼さ故か。
ただ、その笑い声にはどこか狂気的な雰囲気がある。これは季節ボイスでさらに顕著になり、聞く提督諸氏を不安にさせる。
ただし、ケッコン後母港ボイスで提督がみんなに褒められていることを伝えつつ満潮のフォローをしたり秋ボイスで雪風を鍋に誘おうとするなど、根は決して悪い子ではない。
基本的には天然マイペースで自由奔放。本人曰く、相当しつこい性分らしい。
秘書艦にして彼女と戯れていると敵の偵察機を見つけてくれることも。
出撃時には「暴れまくるわよ~」という某ヒーローを髣髴とさせる台詞を発する。
その一方で、アンソロジー作品では、腹黒い一面を見せる事もある。その一例として、
- 姉妹艦を執拗に怖がらせる
- ほかの艦娘を唆せて衝突させる
- 姉妹艦の秘密を暴露する
などなど、外道な方向に走ることもしばしばである。
メディアミックス作品の「止まり木の鎮守府」では後述する最期のトラウマからか飛んでいる鳥を見て「敵の飛行機」と発言し朝潮になだめられるシーンがある。当作品オリジナル解釈であり公式設定では無い
pixivでも、そういったイラストが投稿されている。
そんなことよりぃ、あれ。史実じゃないのぉ?
第八駆逐隊としてはバリ島沖海戦で満潮と共に夜戦に突入し、大破した満潮を庇いながら敵軽巡洋艦に損害を与えている。
このとき、敵方は軽巡1駆逐4の多勢だったにもかかわらず単艦で突撃して敵軽巡の探照灯を破壊するという勇猛さを見せた。
ビスマルク海海戦(ダンピールの悲劇)で大破した荒潮を救助に来た姉の朝潮共々、悲しい最期を遂げている。
図鑑にある「煙突に爆弾を落とすのはやめて欲しい」は、船体を放棄され漂流中にB-17の500ポンド爆弾を煙突に落とされ、それが致命傷となったことに由来する。
1943年3月3日、彼女らの戦没をもって第八駆逐隊は解隊。時を同じくして居場所を失った満潮の放浪生活もこの日から始まる。
ちなみに荒潮を救おうとして撃沈された朝潮に代わり、荒潮の生存者を救助したのはあの雪風。彼女はあの悪夢の悲劇から生き延びていたのである。
うふふふふ、関連イラストは大好き~
関連タグでーす。
朝潮(艦隊これくしょん)/朝潮改二/朝潮改二丁・大潮(艦隊これくしょん)/大潮改二・満潮(艦隊これくしょん)/満潮改二・荒潮/荒潮改二
朝雲(艦隊これくしょん)・山雲(艦隊これくしょん)・夏雲(艦隊これくしょん)・峯雲(艦隊これくしょん)
霞(艦隊これくしょん)/霞改二/霞改二乙・霰(艦隊これくしょん)/霰改二