概要
『艦隊これくしょん』には、実在の力士と同名の艦娘が複数存在しており、それらの艦娘達が相撲と関係のある事をしているイラストにこのタグが付けられる。その性質上、基本的にはネタ絵である事が多い。
現在ピクシブで相撲イラストが確認されている艦娘は以下の通り。ただしこれらの全てに本タグが付与されているわけではない。
※この二隻は横綱の土俵入りの型(雲龍型と不知火型)というつながりもある。
※図鑑内で自ら「お相撲さんではないわ」と言及している。
マケボノネタもある(※ただし相撲ではなくK-1のネタである)。
※ただし力士の方の名は大鵬である。
その他、2016年5月現在イラストは確認できないが、陸奥や、むしろプロレスラーとしての印象が強い天龍もこれに該当しうる。また、コンビを含めるならば雷電姉妹(雷電)もネタにされる可能性はある。
もっとも、艦これ二次創作最狂のSUMOU艦娘と言えば「アレ」だろうが…
艦娘と同名の力士
同名の力士が複数存在(代々のしこ名として)
- 朝潮:2代朝潮太郎(大関)/46代横綱3代朝潮太郎/4代朝潮太郎(大関)(※初代も大関だが、一貫して四股名は『朝汐太郎』の為に該当せず。また、『朝潮』のみならば一時期ではあるものの第34代横綱の男女ノ川登三《朝潮供次郎》も該当する)
- 不知火:8代横綱不知火諾右衛門/11代横綱不知火光右衛門
※4代朝潮は7代目高砂親方であったが、2020年12月に再雇用で彼の弟子に当たる17代錦島親方(元関脇・朝赤龍太郎)と名跡交換して、18代錦島親方と名乗った後に退職。
※但し、不知火光右衛門の場合は上記の横綱を含め、江戸時代から明治時代後期にかけて5人存在(横綱は3代目に当たる。初代は前頭3枚目、2代目は大関、4代目は大関《但し、横綱の不知火と区別を付ける為、『不知火光五郎』の通り名で呼ばれる事が多い。また、あまりの強さに他の力士によって毒殺されたという逸話もある》、5代目は前頭4枚目とそれぞれ活躍した。また、文献等によっては『不知火光右エ門』と記載されている事もある)している。
横綱
部分一致、字や読みの違い
- 松:阿武松緑之助(四股名の上は見ての通りだが、実は下も同じ由来で合わせてある)
- 電、雷:稲妻雷五郎
- 武蔵:武藏山武、武蔵丸光洋
- 羽黒:羽黒山政司、双羽黒光司(双羽黒には北尾を名乗っていた大関時代に3代羽黒山襲名の話もあった、なお2代羽黒山は関脇安念山治)
大関以下の関取経験者(昭和以降)
- 霧島:霧島一博(大関)/霧島鐵力(大関)
- 神風:神風正一(関脇)
- 金剛:金剛正裕(関脇)
- 大潮:大潮清治郎(関脇)/大潮憲司(小結)
- 天龍:天竜三郎(関脇)/天龍源一郎(前頭筆頭)
- 天津風:天津風征夫(前頭3)
- 大和:大和剛(前頭12)
- 舞風:舞風昌宏(十両10)
- 嵐:嵐立磨(十両10)
ある意味該当するかな
※もと天龍関(2代目)についてはこちらのマンガの4ページ目で艦これの天龍も言及している。
年寄名跡
部分一致、字や読みの違い
※相撲部屋では2024年5月29日現在、時津風部屋と雷部屋(旧・入間川部屋)が存在する。
本当に相撲と縁のある艦
日本海軍では、兵員訓練のメニューの一つとして相撲が取り入れられ、軍艦上においてもマット敷きの土俵の上で相撲が行われていた。相撲は基本「転倒すれば負け」の格闘技であるため、よく揺れる軍艦を操る海軍の訓練としてはうってつけだったのだろう。
しかしそんな中、甲板上に本物の土俵を築いて相撲を行った艦が存在する。伊勢である。これは、当時伊勢の艦長だった多聞丸こと山口多聞が相撲好きであった事に由来するという。
その影響からか、公式4コマ60話(運動会回)では伊勢が「相撲はないの!?」とごね、日向に「運動会に相撲があるか!」とツッコまれていた。
また、本記事では艦娘と同名の力士をネタとして取り上げているが、谷風の場合は史実でも進水記念絵葉書で同様のネタが描かれていた。現物に関しては現在船の科学館別館にて展示中である。
その他
特に実在力士との関連性がなくとも、単に艦娘がまわしを締めているだけのイラストに本タグが付けられている場合も存在する。この場合は褌作戦タグとの境界線は曖昧である。とはいえ、前述の通り日本海軍は訓練として相撲を行っていたのであるから全く関係ないとは言えないかもしれない。
無論、海外艦であればこの限りではない。
艦娘番付
関連タグ
ウマ娘大相撲ダービー:他作品の似たようなタグ