概要
『艦隊これくしょん』で、褌(ふんどし)を履いた艦娘のイラストにつけられるタグ。
艦これの運営鎮守府より告知された、2014秋のイベント、【発動!渾作戦(こんさくせん)】が元ネタである。
「渾」と「褌(ふんどし)」の字面が非常によく似ているため、「褌作戦」に空目した提督が多数いた模様。
「褌(ふんどし)」が読めるのに、「渾(こん)」が読めないのはおかしくね?とは言ってはいけn(r
「緊褌一番(きんこんいちばん)」(心を引き締め、決意を新たに、覚悟をもって物事に取り組むことの意)という四字熟語があることからもわかるように、「褌」の音読みも「コン」である。
以前より艦これの登場キャラクターがふんどしをしているイラストは多数存在しているが、すべてにこのタグが使用されているわけでもなく、艦これ/ふんどしで検索しても多くの作品がヒットする。
ふんどし娘は結構多い?
赤城と加賀は立体化の際に担当絵師と運営側が「下着はふんどし」と決めたというエピソードがあり、ねんどろいどやミクロマンアーツのフィギュアで確認できる。公式設定とまでは言えないまでも赤城と加賀に関しては下着はふんどしというイメージが普及している。
また、扶桑と山城に関しても中破グラで見える下着の形状から、ふんどしを履いている可能性がある。
上記の影響で、二次創作に過ぎないものの、蒼龍、飛龍、鳳翔といった空母娘や、金剛姉妹や長門、陸奥のような戦艦娘においても、ふんどしを履いたイラストが多く投稿されたり、フィギュア化の際にふんどしを履いている場合が多い。
そもそも帝国海軍の正式な下着は褌であり、そういった部分を考え合わせるとあながち間違いとも言えない側面もある。
なんやかんやで時は流れ...
2017年の春イベント『出撃!北東方面第五艦隊』において、新艦娘の神威型補給艦の神威が実装された。
...のだが、衣装がかなりキワどく、挙句下着は褌ではないかと思われる始末。
公式4コマでも…
2016年8月31日から配信された秋限定グラフィックスの一環として、駆逐艦「吹雪」と「朝霜」に法被modeが実装された。
このうち、朝霜については法被の下は胸に晒を巻き、下半身は半ダコという一種の短パンを身にまとっていたのだが、吹雪については上は体操着、下半身はスカート着用となっていた。
そして、吹雪が中大破すると、破れたスカートの隙間から何やらパンツとは違う感じの白い布らしきものが露出しており、実装当初から一部紳士な提督の間で「あれは実はスカートの下に褌を着用していて、前垂れの一部が露呈したものではないか」との解釈が広がり、Pixivでもそういったネタの投稿が見られることとなった。
さらにあろうことか、桃井涼太氏作の公式四コマ「吹雪、がんばります!」第138話でこのネタが拾われてしまった。
深雪スペシャル!
※因みに公式四コマで吹雪に「きっちりきっちり」させた首謀者も深雪と初雪である。
そのほか
某漫画リスペクトネタ
褌に関するネタに関連してか、おっさんホイホイかつ懐かしいネタを使った作品もいくつか見られる。
意外なところでも……
褌作戦の情報が漏れたのか、なんと深海棲艦の陣営でも褌を装備する者が現れた。
一方、某第三帝国や某共産主義の連邦でも褌作戦の情報がもたらされている。
某総統閣下は好意的に受け止めているが、某書記長は斜め上な反応を示している。(提督逃げて!超逃げて!!)
史実の話
史実での「渾作戦」とは、ニューギニアのビアク島を守備する部隊を支援するために行われた日本軍の作戦で、三次にわたって実施されたが、アメリカ軍がマリアナ諸島に襲来したため中止された。
主な参加艦艇は、扶桑、妙高、羽黒、青葉、鬼怒、敷波、白露、時雨、五月雨、春雨など。
このうち春雨が、第二次作戦時にB-25の空襲を受け沈没している。
また、当時でも「渾作戦」を読めず、「フンドシ作戦とは何か?」と誤解する事があったらしく、
とある兵士は乗員達と考えた結果「緊褌せよ、心を引き締めてかかれ」という意味だと勘違いした・・・という逸話も残っている。