モチーフ元については藤波(駆逐艦)を参照。
図鑑データ
「お疲れ! 夕雲型十一番艦、藤波よ。
司令、よろしくね!」
第二水雷戦隊、概要、出撃します。……行くぞっ!
2017年2月11日のアップデートにより実装された。同日より開催の2017年冬季イベント『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』にてドロップ報酬となっている。
2020年9月17日に新実装された海域「7-3.ペナン島沖」でドロップ入手が可能となった。
三十二駆、藤波、容姿。いい、たーまーなーみっ?ついてきてね。
服装は夕雲型共通の制服。
髪型は、不揃いに切られた前髪、セミロングくらいの長さの髪を右耳の後ろで一つにくくっている。何故か一筋だけ極端に長い。
髪に結ばれた「白地に赤い縁のリボン」は史実で縁のあった鳥海の改二の衣装がモチーフと思われていたがよく見ると薄い灰色をしており、後に実装された僚艦の早波が藤波のものと同じカラーリングのリボンをつけているため、厳密には鳥海の衣装モチーフとは言えないかもしれない。なお、右前髪が極端に短いが、これも史実で縁のあった早霜(右前髪が長く目が隠れている)と対になっていると思われる…という意味もあるだろうが実は全く別のネタも仕込まれてる(後述)
あと中破以上では、何とヒモパンを着用していることが明らかになる。
浴衣mode
2017年7月31日のアップデートにて「浴衣mode」が実装された。右手に金魚すくいのポイを、左手にリンゴ飴を持ち両手がふさがっており、さらに口にソースせんべいをくわえている。意外と食いしん坊なのかもしれない。といってもあの人には流石にかなわないが…。
秋の私服mode
2017年10月18日のアップデートでは「秋の私服mode」が実装されている。紅白の2色だった髪留めが黒一色に変わっており、独特の模様のワンピースの上に紺色の上着を羽織っている。また、プライベートでは伊達メガネをかけているらしいことが判明した。ちなみにこのメガネや彼女が手にしているハンドバッグ、さらに中破時に手にしている眼鏡ケースのデザインからは、鳥海改二の服や容姿を意識しているらしいことが見受けられる。
【エンガノ岬決戦】mode
2018年2月17日から開始の捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)では、「エンガノ岬決戦mode」が実装。差分イラストではあるが、白い鉢巻(?)をいつものリボンの代わりに結んでいたり、腰に細長いポーチをぶら下げていたりしている。
ポーチのデザインや期間限定ボイス、中破時に眼鏡のレンズのようなものが見えることから、鳥海の予備の眼鏡の入った眼鏡ケースであるようだ。
性格
いつもセカセカと忙しそうにしている一方、言葉遣いはぶっきら棒な軽くサバサバした性格。
ちょっと神経質では在るが、仕事の邪魔さえしなければフランクに接してくれる。
「もちろん」を略した「もち」が口癖であり、なんでも二文字に略したがる癖がある。
姉妹艦の沖波とは交流が深く、「オキ」や「オキちん」などと呼んでおり、たまに励ましたりなどもしている様子。
のちに登場した浜波を「ハマちん」と呼んでおり、引っ込み思案な彼女を引っ張ってやるなど、面倒見がいい。
戦場では勇敢に振る舞い、特に夜戦では「負けるかぁぁあっ!!」と吼える闘争本能の強さを垣間見せる。
自信の上げた戦果にはあまり頓着がないらしく、MVPを獲得しても意外そうに受け答えして照れ笑いをする程度。だがそれがいい。
ちなみに昼戦と夜戦なら、うるさく敵機が飛び交うことのない夜の方が得意らしい。
提督とは上司部下の関係であるが、仕事の邪魔をしない限りでは意外とフランクな間柄。ただし邪魔すると露骨に邪険にされる。
お触りも仕事の邪魔だと悪しざまにされるが、拒絶自体はしていない様子。
関わり深い艦など
- 玉波
出撃時のセリフのひとつで玉波を呼んでいる(が、藤波は自分より上の艦を「~姉」呼びするのでここで呼んでいるのは妹である浜波かもしれない。発音が似ていてわかりづらい)。玉波はマリアナ沖海戦の翌月、米潜ミンゴとのタイマン勝負の末に撃沈され、このとき藤波は2日間かけて生存者がいるか否か探したものの、生存者は見つけられなかった。
- 鳥海
最後の戦いになったレイテ沖海戦群において、落伍した鳥海の生存者を救助している。佐世保東山海軍墓地にある両者の慰霊碑が連名になっているのはこのことが縁。ただし戦後に海自艦に名前が復活したのはむしろ鳥海の方である(関連タグを参照)。
捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)に併せ、鳥海・藤波両方にお互いを呼び合う台詞が期間限定で実装された。
- 早霜、不知火
藤波はセミララ島で擱座した早霜から「敵空襲あり、来るな」という打電を不知火ともども受けていたにもかかわらず救助に行き、空襲を受け不知火、藤波とも轟沈。特に藤波は前日に救助した鳥海の乗員を預かっていたのだが、彼等も含め総員戦死となってしまった。ちなみに早霜の艦体は現在もそれらしき残骸が現存している。
- 沖波
史実で藤波の最期を目撃している。自らもその後のマニラ湾空襲で擱座したが、こちらは終戦を迎えた。
- 涼波、早波、浜波
第三二駆逐隊の同僚であり、直近の姉妹。
早波からは「藤波お姉ちゃん」、浜波からは「ふーちゃん」と呼ばれ、二人の面倒をよく看ており、また二人からも慕われている。
- 黒潮
単に同郷の艦であるのみ・・・と思いきや、前述のミンゴは戦後海自に貸し出され、黒潮の名を継ぎ「くろしお」(2代目)と命名された。この点を考えると、黒潮もまた関わり深い艦に数えられよう。ちなみに史実の初代黒潮は藤波の竣工を待たずして触雷沈没している。
そしてpixivでは
pixivでは、前述した鳥海との「藤鳥」もしくは、自身と同時に実装された松風との「藤松」、第三二駆逐隊つながりで浜波との「藤浜」、早波との「藤早波」がカップリングタグとしてつけられた作品が、まだ数そのものは少ないながらも増えてきている。
またタグこそないが、最期を目撃した沖波とともに描かれた作品もある。
その他、早霜や秋霜や不知火、未実装艦では玉波との絡みも予想できよう。
その他
というか、実装前から既にやっている人がいた。
軍艦には時津風や雲龍など格闘技に縁深い名前が多く、一部に大人気なものである。
野球ネタでも、中日に藤波行雄という外野手が1974年から1987年にかけて在籍していた。
ちなみに現役では阪神のピッチャーに「ふじなみ」が居るが、そっちは藤浪である。
このことから、E-2で彼女のドロップを狙う事を、一部では“ドラゴン掘り”なんて呼ぶ向きもある。
関連イラスト
関連タグか。まあ、それは大事。もち。
沖波(艦隊これくしょん) 早霜(艦隊これくしょん) 不知火(艦隊これくしょん)
浜波(艦隊これくしょん)・・・第三二駆逐隊2人目の実装艦。
早波(艦隊これくしょん)・・・第三二駆逐隊3人目の実装艦。
涼波(艦隊これくしょん)・・・第三二駆逐隊4人目の実装艦。
玉波(艦隊これくしょん)・・・第三二駆逐隊最後の実装艦。
鳥海(艦隊これくしょん)・・・現役の3代目「ちょうかい」はイージス艦。
黒潮(艦隊これくしょん)・・・こちらも4代目「くろしお」が現役。
夕雲型駆逐艦・・・藤波(駆逐艦)/玉波(駆逐艦)/沖波(駆逐艦)/早霜(駆逐艦)