図鑑データ
「黒潮や、よろしゅうな」
ほな!概要、いっきまぁーす!
『艦隊これくしょん』稼働当初から登場していた駆逐艦娘の一人。
実艦が大阪の民間造船所、藤永田造船所(現在は三井造船に合併)生まれであったことからか関西弁を自在に操る。
もっとも、生粋の関東人のはずが何故か関西弁(※)だったり、同郷の妹艦のはずが何故か江戸弁だったりと、艦これ世界の方言事情は割と謎が多い。黒潮にしても「どっちかゆーたら大阪弁いうより京都に近うないか」というツッコミがあったりする。
※:ただし、黒潮に比べるとだいぶぎこちなく、関西弁キャラとしての需要は圧倒的にこちらに分がある。
容姿
容姿は陽炎型姉妹の中でも最も日本的と言え、やや銀色がかった黒髪のボブヘアーに、左のこめかみ部分だけ金色の髪留めを付けている。
制服は同期の陽炎・不知火と同じブレザーベスト型で、胸のリボンのみ色違いの青色となっている。
改二実装
2018年5月27日のよみずいランドのファイナルステージで夏前までに黒潮改二が実装される事が報告された。陽炎型改二第1号となった長女の陽炎、続く第2号となった次女の不知火に続き三女の黒潮は名誉ある陽炎型改二第3号となった。
そして同年6月13日に黒潮改二が実装された。
性能・・・ぼちぼちやなぁ・・・
モチーフが比較的新しい艦であるため基本スペックは高めだが、改二が未実装だった頃は、最終的には他の一般的な駆逐艦とほぼ変わらない値に落ち着いてしまう嫌いがあった。のみならず彼女や陽炎・不知火の場合、同型にレアリティが高く、武勲補正で改二無くしても駆逐艦トップクラスの実力も持っている雪風が存在している事から相対的な見劣りを招き、半ばハズレ扱いされる事もしばしばであった。
とはいえ決して弱いわけではないので、レベルが上がれば持ち前の回避力を活かして砲撃戦をしのぎ、夜戦まで持ちこたえる事さえできれば十分活躍が見込める。そもそも陽炎型姉妹には通常プレイでは出会う事さえ不可能な者も存在するため、強弱以前の問題で戦力として期待できるだけだいぶマシだったりする。
実際、2018年2月下旬の時点で建造可能な陽炎型姉妹は、黒潮のほか、サービス開始当初からいる陽炎・不知火・雪風と、2015年9月から建造落ちした秋雲に限られている。
ただし、2016年6月30日のアップデートで実装された対潜先制爆雷攻撃の仕様が『ソナーを1つ以上装備した上で対潜値が100以上』である事だが、改になっても素の対潜値の低い初期実装組である黒潮・陽炎・不知火・雪風と追加実装組の中では天津風はLv99でも対潜先制爆雷攻撃の条件を満たせず、攻撃を行えるようになるにはケッコンカッコカリが前提となるという差が生じている。
余談だが、2015年度末時点で、艦娘となっていない陽炎型は3隻にまで減少していたのだが、その全てが彼女が史実で組成していた第十五駆逐隊の僚艦であった。この関係からか、現在に至るまで彼女から他の姉妹に言及する様子は確認する事ができない。
こうした状況は、2016年5月に親潮が参戦した事により、ようやく改善に向かう事となる。彼女の戦いはこれからなのである。
他に、竣工直後は第十六駆逐隊に所属していた経歴は殆ど語られる事はない。その当時、最初の僚艦は雪風であった(竣工順では雪風が1週間お姉さんになる)。
うわぁ!うち、なんか人気出おった!
黒潮は関西弁という個性こそあったものの、性格は気さくで親しみやすい、悪く言えば無難そのものな存在であり、先述の孤立した立ち位置もあって陽炎や不知火と比べても今一つ影が薄い艦娘であった。
そのため趣味的な面でもさほど話題に上る事が無かったのだが、2015年頃より徐々に回数が増え始める。
俗に「黒潮病」と呼ばれる、中毒症状の発見である。
詳細は当該記事を参照してほしいが、艦娘に限らず登場直後から宗教めいた祀り上げられ方をするケースは多々あれど、2年近く経過した頃に感染拡大が明らかになる事例は極めて珍しく、もはや艦娘の中でも屈指のサクセスストーリーといっても過言ではない。
こうした流れを受けてか、2015年5月18日には梅雨限定ボイスが実装され、以降イベントに積極的に抜擢されるようになった。
ふっくら丸みを帯びたモデリングが特徴で、特に中破時に見える胸部装甲はかなりの大きさに描かれている。しかも、つけてない疑惑まで発生した。
このマニアックな描写により、患者の数は更に増加傾向にある今日この頃である。
彼女たちの姉である事を考えれば、ある意味当然の帰結とも言えるだろう。
余談に通信やで
海上自衛隊は、ひらがなの「くろしお」の形で3回にわたり潜水艦の名称に採用しており、旧軍から数えると4代目となる新おやしお型潜水艦7番艦「くろしお」を現在も運用中である。その関係からか、このようなイラストもちらほら。
ちなみにこの列車、戦前の「黒潮号」時代から南海鉄道にも乗り入れていた。そう、担当声優である藤田咲女史がファンである福岡ソフトバンクホークスをかつて保有したあの南海電気鉄道の前身である。この時代からすでに南海軍として球団を保有していた。
- また、当時の帝国海軍の記者クラブの名称は「黒潮会」である(残念ならが読みは「こくちょうかい」)もののそのネタは意外と少ない。
は〜わぁ〜。これはええ関連イラストやぁ〜。
司令に関連タグやで?
4番艦:親潮/親潮改二 -おやくろ- 親潮とのカップリングタグ
6番艦:夏潮(未実装)
最初に所属した駆逐隊。時津風が竣工し、初風・雪風・天津風・時津風の太平洋戦争開戦時のメンバーが揃うまでの約10ヶ月間程所属していた。
満潮:朝潮型であるが、現「くろしお」の同型艦として「おやしお」「みちしお」が存在(いずれも3代目)しており、「自衛艦これ」的に考えるなら姉妹として組み込まれたとも解釈できる。
龍驤:関東人だが、僚艦不在期間が長かった事もあり、長らく二次創作ではよく絡んでいた。特に阪神タイガースネタでは高確率で一緒に応援している。
峯雲:2019年冬イベントで実装された朝潮型8番艦。史実で黒潮の妹である「夏潮」も絡んだ多重衝突事故を起こしており、峯雲の時報でも黒潮と衝突している
モチーフとなった実艦は→黒潮(駆逐艦)へ。
・八神はやて:同じ関西弁キャラどうし。髪留めと髪の色を変えたらカップやきそば現象が出現する。ちなみに彼女の名前は陸軍の戦闘機由来。
・松尾千鶴:髪留めがないことを除けば容姿が黒潮と瓜二つ(ただし出身は九州)。