曖昧さ回避
- 国鉄が1967年から1972年まで岡山駅~熊本駅間を運行していた急行列車。同区間を運行していた「有明」を改称したもので、475系電車によって運行された。「玄海」に統合され廃止。
- JR九州に1993年8月から1994年6月まで所属していたお座敷列車。「ゆ~とぴあ」と「ジョイフルトレイン大分」の各1両を改造したが、JR九州のジョイフルトレイン全廃に伴いわずか1年足らずで廃車となった。
説明
DD-120「しらぬい」は、あさひ型護衛艦の2番艦。
中期防衛力整備計画に基づき平成26年度計画5,000トン型護衛艦1614号艦として三菱重工長崎造船所で建造され、2016年5月20日起工、2017年10月12日に進水したのち2019年2月27日に就役し、第3護衛隊群第7護衛隊所属となり大湊基地に配備された。
艦名は3代目で、旧日本海軍には東雲型、陽炎型の2代にわたり「不知火」という駆逐艦が存在した。光学系自然現象に由来し、旧日本海軍の不知火は対にあたる艦名に「陽炎」が、こちらも東雲型と陽炎型の2代存在しているが、本艦「しらぬい」も1番艦「あさひ」とは対の関係にあたるという。ただ、「あさひ」は初代にあたる「朝日」が戦艦(第一次大戦期。のち工作艦に改造され第二次大戦に従軍、1942年戦没)だったため、「しらぬい」は前級のあきづき型護衛艦「ふゆづき」より1隻おいて、駆逐艦の艦名を名乗ったことになる。
またDD-120という艦番号は、1970~2000年代に存在した、やまぐも型護衛艦の5番艦「あきぐも」から引き継いだ。この「あきぐも」にも先代がおり、2代目不知火と同じ陽炎型駆逐艦の19番艦・初代「秋雲」がそれにあたる。
関連イラスト
前述のとおり先代「不知火」は陽炎型駆逐艦の2番艦である。このことから、本艦進水の直後より「艦隊これくしょん」の不知火と掛け合わせた「自衛艦これ」風のイラストが投稿されている。
余談
- 仮称「26DD」と呼ばれていたころは、旧あさひ型(もともとは第二次大戦期の米キャノン級護衛駆逐艦)の2番艦・DE-263と同じ「はつひ」が最有力視されていたとされるが、大方の予想を覆し「しらぬい」に決まった。
- 『艦これ」つながりになるが、所属先となる第7護衛隊にはむらさめ型護衛艦の「ゆうだち」も所属しているっぽい(こちらは浦賀生まれ。他に横浜生まれのたかなみ型護衛艦まきなみ・すずなみもいる)。
- 2005年発売のゲーム『亡国のイージス2035 ウォーシップガンナー』に同名の護衛艦(?)が登場。ストーリー上では登場せず性能試験で仮想敵艦役を務めている。グラフィックは航空母艦「大鳳」。
関連項目
ザ!鉄腕!DASH!!・・・2017年12月3日の放送で護衛艦「しらぬい」の進水式の映像が流れた。