ピクシブ百科事典

アトランタ級

あとらんたきゅう

アメリカ海軍の軽巡洋艦の艦級。1949年3月18日、防空軽巡洋艦(CLAA)に類別変更された。
目次[非表示]

概要

アメリカ海軍軽巡洋艦の艦級。
艦前後の三段雛壇の背負い式砲塔が特徴である。

1930年代に航空機が急速に発達したため、アメリカ海軍は高い防空力を持つ軽巡洋艦を計画し、また、オマハ級の代替艦として、1938年計画で4隻、1940年計画で4隻、1943年計画で3隻の計11隻が建造され、1番艦の「アトランタ」から、艦級は「アトランタ級」となった。
主砲は当初は6インチ両用砲の搭載を予定していたが開発が遅れたため、対艦と対空を兼務する5インチ両用砲を採用。大量の近接対空火器を備え、レーダーアナログ・コンピュータと連動する射撃指揮装置GFCS)を搭載している。
ただし、駆逐艦隊の嚮導艦としての役割も想定され、魚雷発射管は残されていた。
高速時に振動する問題があり、3番艦からスクリュープロペラの枚数が3枚から4枚へと変更された。
大戦中には射撃用レーダーの装備やCICの設置などの改装が行われた。

1938年計画艦では復原性が不足していたため、1940年計画艦からは両用砲を減らし、近接対空火器を強化した。他にも短艇用クレーンや探照灯の削減といった重量対策が行われた。
1943年計画艦からは魚雷発射管が廃止された。

1949年3月18日、防空軽巡洋艦(CLAA)に類別変更された。

第二次世界大戦では艦隊の防空に活躍したが、「アトランタ」と「ジュノー(CL-52)」は夜戦(第三次ソロモン海戦)に投入された際、艦隊決戦に巻き込まれて戦没した。
どうやら、砲撃による艦隊決戦には不向きなようである。

1938年計画艦:アトランタ ジュノー(CL-52) サンディエゴ サンフアン
1940年計画艦:オークランド リノ フリント ツーソン
1943年計画艦:ジュノー(CL-119) スポケーン フレズノ

余談

よく、某ゲームの影響もあり、対空装備が優秀ということで、秋月型駆逐艦と本級巡洋艦の対空戦闘能力を比較する者がいるが、アトランタ級は腐っても巡洋艦であり、搭載する備砲は秋月型の方が優秀であっても、本級では駆逐艦より大型の船体に秋月型の倍近い対空武装を詰め込んでいる他、表面的な武装に現れないレーダーと連動して射撃制御を行うシステムが完備されていることが秋月型との決定的な違いである。

関連タグ

アメリカ海軍 軽巡洋艦 防空艦 両用砲 防空巡洋艦

関連記事

親記事

軽巡洋艦 けいじゅんようかん

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「アトランタ級」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 14463

コメント