スペック
概要
トーマスの親友のサドルタンク機関車。車軸配置0-4-0。1897年生まれ。
来歴
トーマスが専用の支線に行った後、自分たちで入れ替えをしなければならなくなったゴードン、ヘンリー、ジェームスの3台は、それを嫌がってストライキを起こし、大混乱を引き起こした。それに困ったトップハム・ハット卿は本線の入れ換え用にときかんしゃ工場にて彼を購入した。
やがて本線での仕事がハードになり、小型のパーシーでは困難となったため、新たにやってきたダックと交代し、トーマスの支線で主に働くこととなった。
性格
やや生意気なところもあるが、基本的に無邪気で可愛らしい性格。天然ボケで分からない言葉も多い(だが、長編第1作では、魔法の線路と車止めの秘密を1人で見抜くほどの天才キャラとして描かれている)。入れ替え用機関車なので貨車の扱いもうまいが、性格故に不注意で、事故に遭遇する確率も高い。
また、トーマスと同じく悪戯好きでトーマスと組んでは仲間を困らせることがある。以前には、ゴードンたちを騙したのが原因で逆にゴードンとジェームスに「戻れの信号」のことで騙された(腕木信号で、腕木が下がれば「進行」、水平になれば「停止」を現示することしか知らなかったので、腕木が上に上がることで「進行」を現示する信号を、「逆行」を現示したと思ってしまい、後退するところをゴードンに見られてしまった。)。
余談
原作のパーシーで最初の画家のレジナルド・ダルビーに向かってオードリー牧師は「赤線の入った芋虫」と言い放ってしまい、ダルビーは激怒し画家を辞めてしまった。絵師の皆さまはこのことをよく覚えていてください。このオードリー牧師が言った言葉は、後に「けむしになったパーシー」にてオマージュされる。
また、当時見ていた視聴者も分かる通り・・・女の子と間違われるくらいの声としぐさがあるが、これでもれっきとした男性である。しかし現在の日本では男の娘があるので気にしない。
ちなみにパーシーの最初の吹き替え声優であった中島千里は、彼のおかげで有名になったらしい。