概要
照月とはDEATHNOTEの魅上照と夜神月のBLカップリングである。
この二人は主人公とその下僕という関係である。
両者共、共通点が多く
・二人とも悪を憎んでいて正義感が強い
・キラで男性（両者ダークヒーロー）
・美形であり顔芸
・完璧主義の潔癖・・・など
というようなことがあげられる。
原作
原作ではあまり気付きにくいが月が魅上を（主に心情で）褒めている個所が何か所かある。
月（キラ）の元に出向いたのも魅上だし、そのキラ王国で偶然魅上を見つけ、あの月が直感で選んだのも魅上である。
キラ王国での魅上の独断行動も、月は素早く察知し、言葉は交わさなくても感ずいていた。
このことから、二人は出会ってもいないのに、似た者同士というのがわかる。
それから徐々に月は魅上の腕を信頼していった。（と同時に、周りへの対応がさらに雑になった。）
魅上の方は信じていると同時に高田への嫉妬心か、若干疑心暗鬼にみちていた。
勘違いや盲信とはいえど魅上は最初からほぼ最後まで月を信じていた・・・が、
最後に魅上自身への慢心からか、ただのミスなのか、月の「ノートを出すな」という約束を破ってしまう。
その後に二人とも口喧嘩や不穏な状態だが・・・
そもそもメロのアクシデントがなければほぼ2人は勝っていた。
(※ちなみにメロ自体が悪いというわけではないので、悪しからず。根本的にいえばアクシデントが問題である。)
皮肉にも魅上が倉庫に入るまでに、月が心情で魅上をべた褒めだったり、月と魅上が勝利を確信するあたりの2人の似た顔芸や、月の疑心暗鬼ながらの魅上への期待、魅上のキラ(神)への縋りや嘆き
それがどこかで噛み合わず、最後には魅上が月に愛想をつかしてしまったのかもしれない・・・。
照月ファンにはなんとも辛い事実ではあるが、
見方を変えればそういうアレなプレイだの、二人とも結局似すぎた、最終的に最後までそっくり(皮肉でもあるが)
というのもあげられる。
最後に月はYB倉庫で死亡。魅上はその10日後記憶がない状態（松田曰く）で発狂死している。
最後に逝く場所は例え2人にとってはもし無だったとしていても、二人がいたという事実は、ファンや読者の心に未だ存在し続けているだろう・・・
もし魅上が牢屋にいた時に月が来てくれていたら・・・↓
アニメ
大体の流れは漫画（原作）と同じだが、月が魅上のことをなぜか「男」と強調しているシーンがある。
月は実はそっち系なのかそれとも・・・
それとアニメだと月とＬを強調しているので、魅上の扱いがカットの都合上もあり、雑である。
漫画では書かれていた心情などもカットされており、なんとも惜しい…！と言わざる負えない。
どちらかというとアニメは照の片思いに近いのかもしれない。
最後に惨めに自分を頼る月を見て、魅上はなにを思ったのか・・・
月を想って死んだのか、それとも悟り諦め、それまでだったのか・・・
それは魅上にしかわからないだろう。
月を助けようが、助けまいが、月は逃亡の最中に、途中でキラになった自分への後悔をしていた。
そう考えると、助けようが助けまいが魅上があまりにも可哀想なので、魅上の方も後悔をしていた可能性はあるのかもしれない。
それでもこの状態や現場がどうしようもないので、
死ぬしか選択肢がない。仕方ない。というのでしか、魅上にとっては、決着はつかなかったのだろう・・・
アニメ版も同様に物悲しいラストではあるが、まだ決別に見えてしまった漫画版よりかは、幾らかは希望がみえるラストなのかもしれない。
もし出会う場所がまた違っていたら。
魅上と月はどうなっていたのだろうか・・・
想像してしまうラストでもある。
魅上の最後は・・・↓
ドラマ
ドラマは最初から魅上が登場している。
珍しく記憶のない月とも遭遇しており、月から「警察呼びますよ」と言われ不審がられた。
キラを探すとはいえミサへの探り方が怪しい人だったから仕方ない部分もあるっちゃあるが、なんとも哀れである。
記憶が戻りキラになった月は魅上を電話で原作以上に褒めていたり、屋上で魅上を呼び出したり、メイド喫茶にキラ組(月、魅上、ミサ)が集合して話し合っていたり、よく魅上と月が話す機会がある。
ちなみにワンシーンだけなのだが、Ｌを消すために魅上から直接LINEでわざわざ月に伝えている・・・
「お前らいつの間にLINE交換したのか？！」
と言わざる得ない。
そして最後のシーンは今まで連絡や会う回数が多かったからなのか、月が魅上の存在を否定せず、魅上も月を罵倒せずに助けに行こうとする、というなんとも、照月ファン的には感動する流れになっている。
・・・が、そんな話もうまく進むわけもなく、月は焼け死、魅上だけは記憶をなくし生き残っている。
その後の魅上については、公式から根拠がないので定かではないが、いつか使っていたＬを殺した紙を、まだゴミ箱やどこかに隠し持っていたら・・・
と少し期待をこめたいところである。
映画
そもそもほとんど魅上の出番がないが（月も故人）、魅上が月の子供（光）の世話をして狂ってしまったエピソードがひっそりと存在している。
二次創作の2人の傾向
作品傾向としてはギャグや、ラブラブが多い傾向。
また本編同様、シリアス作品もあり。
魅上が月にラブラブだったり、一方的だったり(片想い)、変態電波キャラだったりする。
メインキャラ達が月の奪い合いの最中に魅上がサラッと出現していたりする。
集合絵でも魅上が月を見ていたりする時もある。
こんな感じで、魅上にとって月は大事な存在である。
逆に月は魅上に素っ気ない感じか、クーデレか、ツンデレなど・・・
作品によって、2人のキャラの傾向が違う。
他の傾向としては、Sな月に受け受けしい魅上、誘い受けの月にヘタレ攻めな魅上など・・・
これは照月なのだが、人によっては、S月と、受け受けしい照の雰囲気に、「これって月照じゃね？」っと思われるかもだが、稀に、本当に積極的なS照と女々しい(かわいい)月くんも存在する。
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