プロフィール
概要
北宇治高校の吹奏楽部に所属。ダブルリード(オーボエ&ファゴット)パートの一員で、楽器はファゴットを担当している。響け!ユーフォニアムシリーズの『劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ』および映画『リズと青い鳥』登場時の学年は1年。
人物
容姿
黒髪を後頭部左右でお団子状にまとめており、やや釣り上がった目元や短い眉が特徴。
シリーズ作の中ではキャラクターデザインのディテールがばらついており、瞳の色は『リズと青い鳥』では琥珀色、『誓いのフィナーレ』(北宇治吹部部員名簿)では紫色。
身長は、ダブルリードの1年メンバーの中では最も低い。
人柄など
北宇治高校吹奏楽部に所属する、同学年でオーボエ担当の剣崎梨々花や、コントラファゴット担当の籠手山駿河の三人で「ダブルリードの会」を結成している。
日本の武器と防具が大好きで、ダブルリードメンバーの名前にひとり感動が止まらない。彼女には「かぶかぶ」というあだ名が付いているようだ。
作中における描写
- 原作小説『波乱の第二楽章 前編』エピローグの鎧塚みぞれによるモノローグにおいて「ダブルリードパートに新しく入ってきた後輩二人は、どちらもなかなかに優秀」と評価されており、「一年生同士で仲良くやっているよう」である。ただし、具体的な名前がないため、兜谷えるが該当するかどうかは不明。
- 『リズと青い鳥』では、先輩である鎧塚みぞれと親睦を深めようとダブルリードの会の三人でちょっとした企てを行い、剣崎梨々花がみぞれに接触を図るシーンで両手を合わせて祈るような仕草、そして梨々花の失敗を見て口元を覆って悲しむ様子などが見られる。後にみぞれや希美たちと「夏休みの思い出作り」と称してプールに出かけた折の写真では、黄色い水着姿でいるところが確認できる。みぞれとダブルリードの会メンバーが一緒に練習できることになった折には、楽器を抱えて満面の笑みを浮かべていることから、みぞれと共に練習できることを何よりも楽しみにしていたことがうかがえる。
- 『誓いのフィナーレ』にて、剣崎梨々花と籠手山駿河の三人で「(コンクールの)オーディションをがんばる」「以上、ダブルリードの会でした」と意気込みを見せるカットがある。
その他
- 『リズと青い鳥』公式設定資料集では名前はなく、「ファゴット1年 B」と指定されていた。
- 担当声優については、『誓いのフィナーレ』パンフレットや『リズと青い鳥』公式設定資料集などのいずれにおいても明らかにされていないが、「吹奏楽部員」としてクレジットされている南真由氏のTwitterアカウントにて「リズと青い鳥で担当させて頂いたダブルリードの会のおだんごちゃん」という言及がある(2020/01/26閲覧)。
- 『リズと青い鳥』の劇中では、上記のダブルリードの会メンバーのいずれかが「山田尚子監督の考えた”渾身のダブルリードギャグ”(種﨑敦美、映画パンフレットより)」を口にするが、Blu-ray初回特典の録音台本では「ファゴット一年A・B」の台詞という指定が入っており、兜谷えると籠手山駿河のどちらが披露したのかについては明らかにされていない。
ダブルリードパートのメンバー一覧
オーボエ
ファゴット
- 兜谷える(1年)
コントラファゴット
- 籠手山駿河(1年)
関連タグ
鎧塚みぞれ - ダブルリードパートの先輩。
剣崎梨々花 - ダブルリードパートの同級生。
籠手山駿河 - ダブルリードパートの同級生。