No.6先史遺産アトランタル
なんばーずろくおーぱーつあとらんたる
概要
レベル6モンスター2体を素材とするランク6のエクシーズモンスターで、攻撃力2600、守備力3000。エクシーズ召喚成功時に、自分の墓地に存在する「No.」と名のついたモンスター1枚を装備し、そのモンスターの攻撃力の半分の数値分自身の攻撃力を上昇させる効果、エクシーズ素材1つと自身の効果で装備したナンバーズを墓地に送ることで、そのターンのバトルフェイズを行えない代わりに相手のライフポイントを半分にする効果を持つ。
ライフを半分にする効果は強力だが、使用ターンにはバトルフェイズを行えず、また召喚前に墓地にナンバーズが無ければ使用できない。上昇した攻撃力でそのまま攻撃したほうがよい場合も多い。エキストラデッキにナンバーズを多く採用するデッキなら効果を活用でき、また大抵のナンバーズは高攻撃力なので自身の強化を生かせるだろう。
装備するナンバーズは、No.25重装光学撮影機フォーカス・フォースが便利。攻撃力が2800と高く、また同じランクなのでアトランタルを召喚できるデッキならば、無理なく投入できるからだ。
アニメではⅢが使用。No.33先史遺産-超兵器マシュ=マックを装備することで、攻撃力を上昇させ、効果で遊馬のライフを残り100まで削った。
アニメ版は装備したナンバーズの攻撃力がそのまま上昇し、ライフを半分にする効果はデメリットが無く、エクシーズ素材を取り除くだけで発動できた。さらに、素材がない場合自分のスタンバイフェイズに互いのライフを半分にする効果、その効果でライフが1000を下回った場合、このカードが戦闘破壊されず、戦闘ダメージを受けないという効果を持っていた。また、アニメのこのカードは使用者の精神と肉体に大きく負担をかけるようだ。
最終的には、ZW-不死鳥弩弓を装備したCNo.39希望皇ホープレイに効果で破壊され、不死鳥弩弓の効果ダメージでⅢのライフは0となり、デュエルは終了した。デュエル終了後はマシュ=マックとともにアストラルに回収された。
ZEXALⅡ第89話の影の巨人戦では遊馬が使用。
後攻1ターン目に召喚され効果によりライフ半分にした上に、No.61ヴォルカザウルスを並べるという鬼のような陣形を築いたが、相手の虚構王アンフォームドボイドによってあっさり戦闘破壊された。
その後Ⅲが再登場した際には、遊馬の手でNo.33先史遺産-超兵器マシュ=マックと共にⅢに返還された。
そして、蝉丸戦ではNo.39希望皇ホープを装備し、先史遺産-ピラミッド・アイ・タブレット+ダブル・アップ・チャンス+速攻予約特典による強化で攻撃力を23600まで上げて勝負を決めた。
攻撃名は「ディヴァイン・パニッシュメント」
効果名は「オリハルコン・ゲート」
蝉丸戦では装備されたホープが攻撃を行う演出がされており、その時の攻撃名は「ホープ剣・クロス・アトランタル・スラッシュ」。
その巨大さ、強力な効果から、WDC予選におけるラスボスともいえるモンスターである。
カードテキスト
OCG版
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地の
「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
このカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送って発動できる。
相手のライフポイントを半分にする。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
アニメ版
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
「No.」と名のつくモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
この時、このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
相手のライフポイントを半分にする。
自分のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードのエクシーズ素材が0の場合、
お互いのプレイヤーのライフポイントは半分になる。
この効果で自分のライフポイントが1000以下になった場合、
このカードは戦闘では破壊されず、自分への戦闘ダメージは0になる。