概要
ジェイル
キメラアントの師団長。
カメレオン型の蟻。フード付きのツナギを着ている。
高飛車で嫌味な性格。部下に対しても地位を盾にして威張り散らしていた。
女王の死後、配下の蟻を引き連れて自らが王になるため放浪の旅に出る。
メレオロン
放浪中に人間だった頃の記憶の断片を取り戻す。名前も人間の頃のものに戻した。
性格も変わり、陽気でノリがよく、かなり砕けた口調で喋るようになった。
蟻の特性は完全に無くなり、外見以外はほぼ人間といって差し支えがない。
ヘビースモーカーで携帯灰皿を持っている。
王に殺されたペギーが自分の里親だったことを思い出し、目の前で殺されて喰われた恨みを晴らすため復讐を誓う。
ゴンに底知れぬ力と恐怖を感じた彼は、王を倒すため協力を求める。その後、討伐隊に参加しナックルとコンビを組む。
念能力
特質系能力者
メレオロン自身の戦闘力は極めて弱く、キメラアントの中でも最低レベルである。
透明能力(仮称)
自分を視認できなくする能力。
感知されなくなるのは視覚だけで、音や足跡、円などでメレオロンを見つけることは可能である。
ラモットによる念の選別が行われる以前から使うことができた。
神の不在証明(パーフェクトプラン)
自身が呼吸を止めている間は、誰にも自分の存在を気付かれない能力。
気配や音、触った感触、匂い、円での感知など、メレオロンの存在を知る為のあらゆる認識がスルーされる。
ただしメレオロンの体から離れた残り香や血痕などは認知されるため、能力発動中でも「誰かがいる」ことを察知される場合はある。
また感知できなくても直に触ること自体は可能なので、敵の放つ攻撃に当たる危険がある。
メレオロンが呼吸を止めることができる時間は最長で2分程度である。
神の共犯者
「神の不在証明」発動中、メレオロンが手で触れている者にも「神の不在証明」の効果が連動する。
共犯者の念にも効果がある為、能力を使っても認識されない。
共犯者が呼吸を止める必要はないため、メレオロンに向けて喋ることができる(勿論周りには聞こえない)。