概要
CV:浜添伸也
キメラアント兵の1人。コルト隊兵隊長で、モズとウサギの合成型の蟻の強化系能力者である。
極めて短気かつ残虐な性格で、生きたまま献上するための人間たちを平気で殺しまくっていた。また、モズの遺伝子を引くため、餌を木の枝に突き刺して保存する習性を有し、近寄っただけでゴンとキルアを泥棒呼ばわりして殺しにかかっていた。
性格的な面から師団長のコルトとは仲が悪い。
ゴン&キルアのコンビと戦い、ゴンの放ったジャン拳グーで吹き飛ばされてしまうが血反吐を吐きながらも生き延び、しかもそれが洗礼となって念能力(強化系)に覚醒したことに伴い、キメラアントに念を与える媒介役となった。
こうして、師団長と兵隊長はラモットが殴る事で強制的に念に覚醒する→覚醒した蟻が別の蟻を殴って念に覚醒させるという倍々ゲームをくりかえす事で大多数が念に目覚めることとなる。
つまりキメラアント編があれほどややこしい展開になったのは、こいつが落雷(ナルカミ)とジャジャン拳で死なず生き延びてしまったから(特に凶暴で知能も高くある程度のカリスマ性を有するハギャやザザンが念を得たのは人類側にとっても悪手であった)というのが一端を担っている。
念に目覚めた直後は野心家であったが、後に先天的に念を有していたネフェルピトーと相対したことで絶対的な格の違いを理解し、服従する。
その後、キルアと再戦。針の洗脳により普段の実力を発揮できない彼を一方的に痛めつけて愉悦に浸るが、最終的に自力で洗脳を解いたキルアの殺気にも似た気迫に恐怖する。
挑発に逆上して突撃するが、すれ違いざまに頭を一瞬で掴み取られた後、握り潰されて絶命した。