概要
CV:高城元気
陽気で単純な性格、ノリが軽く手前勝手である。蟻としての仕事ぶりも不真面目でいい加減。
肉食獣の特性のためか、レオルと同様に人間を嬲り殺す趣味がある。
途轍もない脚力の持ち主で、銃弾を楽にかわせるほどのスピードの持ち主。しかも200㎞/h以上で延々と走り続けることができる。
本人も素早さに絶対の自信を持っており、敵をスピードで翻弄する戦いを好んでいる。
女王の死後は巣を離れ、街の人間を狩っていたが、モラウとナックルの待ち伏せを受け、マークされてしまう。
その後、東ゴルトーの王の元に下り、シャウアプフの指導で新たな能力を習得する。
ヒナの除念を済ませて、ナックル・モラウにリベンジするため、再戦に臨むが……
念能力
具現化系能力者
どれもシャウアプフの力で得た能力だが、本人の戦略と頭脳が未熟なため、いまいち生かし切れていない。
サバンナの念空間(仮称)
相手を念空間に閉じ込めて、鬼ごっこをする能力。
ヂートゥが敵に触ると相手は『鬼』になり、自分と『鬼』を念空間に閉じ込める。
念空間は一見広大なサバンナだが、実際は野球のグラウンド程の広さしかなく背景は壁である。
中央には巨大な砂時計が存在し、ヂートゥがこれをひっくり返すことで鬼ごっこがスタートする。砂時計の時間は8時間。『鬼』はこの砂時計を壊したり、いじることは一切できない。
『鬼』はヂートゥに触れない限り、この念空間から出られない。触れないまま8時間過ぎた場合、『鬼』には何らかのペナルティーが科せられる。
ヂートゥは一度でも『鬼』に捕まってしまうと、この能力が二度と使えなくなる。
基本的に詳細不明のペナルティを除いて対象を足止めする以外の効果は無く、制限時間も無駄に長い上に『鬼』が自分を追いかけないこと等の放置行為へは特に制約も無いと、規模に対して荒い面が目立つ能力。
ボウガンとクロウを具現化する能力(仮称)
右腕にボウガンと一体化したクロウを創り出す。もの自体は何の変哲も無いボウガンとクロウ。
鬼ごっこ中、追い詰められたヂートゥが『鬼』に触れずに攻撃するため作った即興技である。
なおクロウはともかくボウガンの方は、ヂートゥ自身が弾丸より速く動ける以上全くの無要の長物および文字通りメモリの無駄遣いである。
「自分の脚より遅いものを能力にしてどうすんだよ」とは、モラウの言。
ヂートゥへのフォローを入れておくと、絶の応用の隠と隠れる場所さえ有れば高速で移動しつつ全方位から常に攻撃可能な上、具現化した矢である以上特殊能力が付与できるため矢に意識を取られれば弾丸より速いヂートゥが隙をつくなど結構厄介な組み合わせである(具現化系の初歩的な問題点である「一般的な武器を具現化するなら最初からそういう武器を調達すればいい」という点に目を瞑ればだが)。
紋露戦苦(モンローウォーク)
サバンナの念空間を失ったヂートゥが、新たに習得した能力。
ゼノに試そうとしたが、発動させる前にシルバによって瞬殺されたため、能力の詳細は一切不明。