概要
正確には「王直属護衛軍」。キメラアントの階級の1つである。
作中に登場する護衛軍は、ネフェルピトー・シャウアプフ・モントゥトゥユピー三名で構成されている。
生まれた当初は女王の下で彼女を護衛しているが、王誕生後は階級が分裂し、王の下に就くようになる。階級分裂後は女王・師団長以下の兵隊蟻との関係が切れるため、王以外の蟻との主従関係は無くなる。作中で一部の師団長たちが護衛軍の命令で動いていたのは、あくまで打算の結果の協力関係である。
種の頂点に立つ王の直下に付き、直々に護衛するための蟻なので、師団長や兵隊長などの蟻とは次元の違う強さを誇る。
また覚醒のためのきっかけが必要な下位の蟻達とは異なり、王と同様に生まれながらにして念能力を有している。
全員が極めて高い王に対する忠誠心を有しており、彼の命令には絶対服従である。王の身の安全こそを第一に考えているため、当然自分の命よりも王を優先する。
ただし、護衛軍各々の性格や個性から、「王のため」を思っての行動に各個体での相違が生まれ、護衛軍内で意見が分裂する事もある。