あなたは知っていますか?その階段の破ってはいけない“決まり”のこと
その4段目は決して踏んではいけません
なぜなら___あちらに連れていかれてしまうから
こんな噂知ってますか?“ミサキ階段”
概要
CV:ゆかな
かもめ学園七不思議の2番目。
美術室前のB階段、その4段目を踏むと“あちら側”に連れていかれて、その身を千に万に裂かれてしまう。
黄昏時、その場所には引き裂かれた生徒の血が滴り落ちる。
連れていかれた人間は此岸の人間からまるで存在しなかったように忘れられてしまう。
花子くんは八尋寧々の友達である赤根葵が行方不明になったのをきっかけに、源光も加え3人で“あちら側”へ干渉する。
そこで黒電話越しに“ミサキ”と名乗る元教師の女性が「ここで身を裂かれて死んだの。あたしの身体を探してくださいな」とお題を課す。
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以下ネタバレ注意
正体
彼女の本当の名前はヤコ。
教師というのも嘘で、本当は稲荷神社の化け狐。
本来はイタズラ好きな性格。
“ミサキ”というのは稲荷神社に度々訪れていた教師の男性の名前(CV:松風雅也)。
本当の姿は大きな尻尾を持つ小さい白狐。
過去
“ミサキ階段”の名前の由来となった男性、岬は稲荷神社のヤコに読み書きを教えたり、髪切り鋏をくれたりと優しい人だった。
ヤコはそんな岬のことが大好きで、岬が神社に来るのをいつも心待ちにしていた。
しかしある時を境に岬がぱったりと来なくなってしまう。
実は岬は稲荷神社の階段から足を滑らせ亡くなってしまっていた。
そのことを噂では聞いていたものの妖怪であるが故“死ぬ”という概念を知らなかったヤコ。
長い月日岬を待ち続け、『岬はもうここには来ないかもしれない』と悟ったヤコは、
『仕方がないから私がミサキを作ればいい』
と考えるようになる。
それからは“ミサキ階段”として『ミサキ』を名乗ることで、岬を作るためのパーツを死者の世界に迷い込んだ人間に集めさせていた。