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イトマキエイの編集履歴

2020-02-29 13:15:39 バージョン

イトマキエイ

いとまきえい

トビエイ目トビエイ科に属するエイの一種

概要

漢字表記は「糸巻鱏」

頭部前方に一対の耳状のひれがあり、これが糸巻に似ていることからこの名がついた。

英名は「デビルレイ」


全長約2~3m程で、近似種のオニイトマキエイに比べて、体が幾分小柄で、また、口の脇にある鰭も小さく、全般的にオニイトマキエイよりも体も尾も細く、尾はかなり長い。

オニイトマキエイ同様にマンタと呼ばれることもあるが、本種及び小型種のヒメイトマキエイは「モブラ」または「ベビーマンタ」として区別されることもある(地域によってこの区別は曖昧)

オニイトマキエイは上あごに歯がないこと、口が頭の前端にあることなどで本種と区別される。


尾の付け根部分にトビエイ目のエイ特有の毒針があるが、アカエイ類やトビエイ類ほど大きくなく、毒性もそれほどではない。


暖海性で、日本では千葉県以南の太平洋一帯に生息する。

外洋の表層を単独あるいは群れで遊泳する。主なえさはプランクトンで、口を開けて海水ごと吸い込み、口の中のえらでこしとって食べる。

磯や珊瑚礁の側にも寄ってきて、小魚達に体表に付いた寄生虫やゴミ等を食べてもらったりもする。

トビエイのように海面からジャンプすることもある。


オニイトマキエイやアカエイ、トビエイに比べて神経質で人に懐かないため飼育が難しく、水族館での飼育が成功したのは2008年大阪府海遊館が初。

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