注意
話をよく知らない人に限って、何故かこの二次創作を盾にして原作叩きをしたがるが、原作との設定の齟齬がある為にその叩きも正しいものではない。
正確に指摘すれば、幾つかあげる事ができる。
・主人公のサトゥーのユニークスキルである「メニュー」のストレージに聖剣などが入ったのは、「メニュー」の機能の一つに「マップの制圧をした箇所のアイテム等を収納する」というものがあったからであり、仮にオルガが先に入手していたとしてもサトゥーの手持ちにはならない。
・そもそも「メニュー」はサトゥーのユニークスキルであり、神々でさえ知らぬユニークスキルであった為、オルガが所持している事はおかしい。 (なお、IOではそれに近いことが多数確認されている)
・この世界のステータスは世界に記録されているアカシックレコードのようなものであり、いくらミカが以前どこかで偉業を成し遂げていたとしても、デスマ世界に召喚された場合レベルは1になる。そのため、《勇者》の称号も本来ならば存在していない。 (しかし、近いシステムが存在するFateシリーズ原作のFate/GOでは、望月世界の存在でないバエルが作中屈指の実力者であるセイバーオルタに近い戦闘能力を発揮しており、このようなタイプの設定はのちの作品においてもあまり重要視されていないと思われる)
・上述した理由により、ミカのレベルが3100というのは破綻している。というよりそもそも、人類のレベル限界は99とされ、それを超えたのは初期の時ではサトゥーのみである。
・そもそも竜神を討伐したサトゥーがレベル310であった為、3100というのは規格外では済まないレベルのものである。
・迷宮編でバルバトスが青い光を放ったが、実際の聖剣にはバルバトスが振るえるサイズの物は存在せず、更に言えば聖剣は《勇者》の称号を持つ者が持った場合にしか真の力を発揮しない為、バルバトスが握ったとしても青く発光などしない。(そこらへんは望月冬夜が手を加えた可能性がある)
・聖剣を発光させているのは「青液」と呼ばれる素材の為、仮にサトゥーが聖剣を作った場合、そのあたりの理解を初期はしていない為、発光しない聖剣未満のものしかできあがらない。(そこらへんは望月冬夜がry)
・通常、転生者ならば魔神に出会い、召喚された勇者ならば神に出会うのだが、オルガとミカはどちらでもないにも関わらず最初から高レベルであったりユニークスキル持ちな為に設定的に破綻している。(のちに望月冬夜一行がこちらの世界にやってきたのでスマホ世界の世界神が送った可能性が高い)
以上は、あくまでもツッコミの一部である。
こうした実情を知らず、「作者が放り出した」などと文句を原作につけにくる者が多い。
ちなみにだが、「作者が放り出した」事を原作のせいにするべきではない。そもそも、ウィンター氏の発言の時点でアンチ・ヘイト動画と取られてもおかしくないような行動である為、本来であればウィンター氏に注意をするべきなのだが。
そもそも動画を作るのであれば、原作の事を知ってから作るべきではないだろうか。デスマのように、設定が練られている作品であれば猶更だ。(異世界オルガ投稿者の大半は例え好きな作品だったとしても前述のように捻じ曲げて設定を解釈する連中なので何言っても無駄だと思うが)