ロボットモンスター
ろぼっともんすたー
1953年(ここ大事)に公開された超絶低予算特撮映画。
概要
フィル・カーター監督によるアメリカ映画。制作・放映は初代ゴジラの1年前の1953年。
そのホームビデオ級の演出、アホくさいシナリオ、驚愕のオチなどから『プラン9 フロム・アウタースペース』や『恐怖!キノコ男』に匹敵するクソ映画としてクソ映画愛好家からは伝説扱いされている。
制作期間は4日、製作費は1万6千ドル。一応3D映画だが出来はお察しである。
メイン画像はローマンという悪役宇宙人で、ゴリラの着ぐるみに潜水服のヘルメットをかぶせている。こいつがタイトルの「ロボット怪獣」なのかと思われる。だってロボットっぽいのこいつしかいないし。
あらすじというか解説
物語はジョニー少年の一家がピクニックに行ったところから始まる。ジョニーは行ってはいけないと言われた洞窟に一人で向かうが、そこでローマンを目にした途端、雷鳴が走り、恐竜が現れ、核爆発が発生。人類はローマンの放った「コズミックブラスト」で滅亡した。
だがローマンの上司(外見全く一緒)は地球にまだ人類が生き残っていることを察知し、部下ローマンに殲滅するよう命じる。ジョニー少年の家はバリアがあったので無傷という小学校の休み時間のような設定(伏線)で助かったが、ローマンに対し命乞い…もとい交渉しなければいずれ強行突破されて皆殺しにされてしまう。なんとかローマンの興味を引こうとする一行であったが…。