シッポ兵
しっぽへい
シッポ兵とは、有尾人一族ジャシンカ帝国の戦闘員である。
概要
ジャシンカ帝国の戦闘員。上記の言葉を発して襲い掛かる。人語を喋る事も可能だが、知能自体はあまり高くはない。
西瓜の様な緑と黒のストライプの体色に、ジャシンカ帝国のエンブレムが付いた赤いベルトと言う出で立ちをしている。武器は麻痺効果のある剣。
尻尾の数で厳然たる階級差があるジャシンカ帝国においては身分が最も低い有尾人であり、その為に不完全な1本尻尾しか持たない。倒されると全身が発光した後に尻尾を残したまま身体が溶け、その尻尾も消え去る。
人間への変身能力も有するが、驚いたりすると尻尾が飛び出る為に正体が発覚してしまう。また、生命力も然程高くないらしく、未知の病原体に対しては、地上人の子供と同程度の免疫力しか持っていないと言う欠点を持っている。
数は不明だが、地上界にスパイとして送り込まれ、人間に化けて何食わぬ顔で生活している者が存在する。第31話では人間社会で長期間暮らす内に平和で階級差別のない暮らしがすっかり気に入ってしまい、悪事の命令を拒んだ夫婦のシッポ兵の物語が描かれた(因みに夫役を演じたのは現・声優の金尾哲夫)。
基本的に尾を1本しか持たない最下層の身分だが武功を立てれば出世出来るらしく、メギド王子に仕える親衛隊ギールとギーラ、女将軍ゼノビアに仕える侍女ビルギスの様な上位クラスも存在する。