概要
大阪府大阪市此花区にあるJR西日本桜島線(JRゆめ咲線)の旅客駅。そして隣にはJR貨物の貨物駅がある。
海に面した場所にはJR貨物の関連会社の関西化成品輸送の化成品タンクがあり、そこまで構内側線が続いている。ここでは液体塩素などの化学薬品を扱っている。また、私有貨車やタンクコンテナの整備を請け負っている。
鉄道ファンにとっては、JR貨物のコンテナ貨物電車M250系「スーパーレールカーゴ」の大阪側の発着駅として有名である。安治川口には早朝5時台に到着し、安治川口を23時台に出発するダイヤが組まれており、撮影が非常に困難である。
1940(昭和15)年1月29日早朝、この駅の構内で気動車が脱線・転覆したばかりか、車両火災まで起きてしまい、189人が焼死してしまった。これは日本鉄道史上最悪の犠牲者数である。
JR西日本安治川口駅
相対式2面2線の地上駅。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は13,019人である(大阪府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 12,169人 | 24,338人 |
2009年(平成21年)度 | 12,067人 | 24,134人 |
2010年(平成22年)度 | 12,015人 | 24,030人 |
2011年(平成23年)度 | 12,075人 | 24,150人 |
2012年(平成24年)度 | 12,320人 | 24,640人 |
2013年(平成25年)度 | 12,598人 | 25,196人 |
2014年(平成26年)度 | 12,136人 | 24,272人 |
2015年(平成27年)度 | 12,248人 | 24,496人 |
2016年(平成28年)度 | 12,361人 | 24,722人 |
2017年(平成29年)度 | 12,688人 | 25,376人 |
2018年(平成30年)度 | 13,019人 | 26,038人 |