ササヤマミロス・カワイイ
ささやまみろすかわいい
ササヤマミロス・カワイイとは、カワイクナイ古代哺乳類である。
概要
約1億1200万年前、白亜紀前期に生息していた古代の哺乳類。
左右の下顎骨が完全な形で発掘され、現状「日本最古の哺乳類」と認知されてきた。
その骨の大きさから、全長は10cm弱、体重は40g~50gでネズミ程度の大きさと推測されている。
(注意:ココからは説明に入りますが吹かないで下さい)
学名のSasayamamylos kawaiiとは?
想像図はワニのように大きく開く口に牙が並ぶ顔つきでカワイクナイ。むしろコワイイ。
その凶悪な歯で虫を殻ごとバリバリ食べていたと見られている。
なお、歯の割合(前歯・犬歯・小臼歯・大臼歯)は人類を含めた現生真獣類と一緒であり、ササヤマミロスの化石はこの時代に哺乳類の歯が急速に発達したことを物語っている。
なお、本種を始めとした原始的な真獣類と我々人類を含む現生哺乳類との関係は明確でなく、直接の祖先ではなく祖先から派生した傍系の種である可能性もある。
あー、古生物学的にわしらヒトの祖先(北方真獣類という)は今から9千万年前(白亜紀のとっかかり)に日本(当時は中国大陸のどっかにへばりついていた)を東端としてユーラシアから北アメリカ大陸(当時この2大陸はくっ付いていた)に至る大陸のどこかから発生したと考えられているのだが、その原始生物とササヤマミュロス(ギリシャ語はこうも読めるのよ)の間がある。ちなみにもっと前、ジュラ紀後期の始め(1憶五千万年前!!)の地層から「ジュラマイア」というのが発見されている。(まんこがあるらしい)