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デイヴィット・ブルーブックの編集履歴

2020-04-14 22:37:25 バージョン

デイヴィット・ブルーブック

でいゔぃっとぶるーぶっく

デイヴィット・ブルーブックとは、スマホアプリゲーム『Fate/GrandOrder』の登場人物である。

2019年12月時点における、第2部最新のネタバレ有のため閲覧時は注意







概要

スマホアプリゲーム「Fate/GrandOrder」の第二部から登場する人物。


第二部プロローグ直後から始まった異星生命体の侵略による攻撃から僅かに生き残った人間の一人。

何の前触れなく始まった人類の破滅に「何故」という疑問を抱き、一人この災厄が起こった真相を知るために白紙化した地球を渡り歩く片道切符の旅に出た。

カルデア襲撃から逃れた主人公たちが虚数空間に潜っていた三か月間、地球に何が起こっていたかが、彼のボイスレコーダーに録音された独白という形で、彼の視点からプレイヤーへ明かされていく。

彼は、生まれてから今まで見たものを明確に思い出せるという、いわば思い出を絶対に失わない「超記憶症候群(ハイパーサイメシア)」という特性を持っている。若い頃はこの特性に振り回された結果、人を嫌った時期もあり、都市での生活よりも後に山間部で静かに暮らしていた時期が長かった。都市での生活は成人するまででそれは人生の三分の一という長さから、逆算して年齢は少なくとも60歳前後のようだ。

なにもかも明確に思い出せるからこそ、この現状に対する疑問を強く持ったと自覚している様子。

彼の最終目的地は白紙化を唯一免れたという場所、アメリカネバダ州のエリア51である。


旧式の自動二輪と上述したボイスレコーダーを所持している。

自動二輪には燃料は殆ど残されていないようだが、白紙化された地球には夜が来ない事を利用し、太陽光発電装置を用いて動力を賄っている模様。

少なくとも、無補給でオーストラリアから北米に向かうことができるだけの備えはあるようだ。(ルートは不明)


今のところ主人公達カルデアと接触してはいないが、彼の残したと思われる日記を白紙化を免れた建物=残留物から発見、回収している。その日記を見たシオンはそれに書かれた文字がインク印刷ではない感熱印刷と見抜き、発電施設も無しに書かれたこれに疑問を抱く。


カルデアによる異聞帯との戦いを、異聞帯のある方角の空の変化で認識し、彼らが北米に立ち寄る事を祈りながらエリア51にようやく到着し、そこから2016年に地球に飛来した宇宙人の研究が行われた事を知り、その残酷な内容から侵略の原因がここに有った事を確信するが、「本当にそんな理由で?」と言う疑問も同時に抱く。

施設内を調べるうちにたどりついた1つの地下室で、「枯れ木の様な何か」を目撃した彼は衰弱死するよりも前に、左利きで銃を持った赤黒い影の形をしたデイヴィットを待っていた何者かに銃殺されたようだ。


疑問

プレイヤー視点の語り手じみた存在だが、彼の体験と実際に起こったことにはズレが生じている。異聞帯との戦いの最前線に立つこととなったカルデアが空想樹の種子の落着を目にしたのは2017年12月31日。対してブルーブックが空想樹の樹枝の天幕を目撃したのは2018年1月1日である。

シオンが観測したことによれば、地球の白紙化は2017年12月31日当日一晩のうちに行われたのに対し、ブルーブックが白紙化を体験したのは2018年1月1日から3ヶ月かけて行われた虐殺である。

また、ブルーブックが発見したエリア51で行われた人間の所業というものは人理焼却という渦中にあった2016年では決してあり得ない出来事である。


そしてキリシュタリアが行った観測によれば、空想樹の種子の落着の前に地球の白紙化が行われたことを観測している。この観測からはブルーブックの体験した3ヶ月に及ぶ虐殺とは矛盾している。


また、ブルーブックの感想を見ていると住んでいる時代が同じなのか疑わしい部分がいくつか見られる。


具体的には以下の通り。

  • 最後にたどり着いた手術室では、当時の最新技術が使われているという話ではあったが、ブルーブックから見ると「この上なくレトロ」と評される代物であった。
  • ブルーブックは長く山間部に住んでおり使っているバイクも旧式だが、無補給でオーストラリアから北米に移動できるという、古いどころか現代でも存在するか疑わしいくらいの高性能である。少なくとも太陽光発電の補助が殆どで、燃料が殆どないと明言されているにも関わらずである。
    • また、バイクでの移動を考えると持てる食料の量もそこまで多いと思えないため、活動できる時間はそこまで長くないと思われるが、ブルーブックはギリギリとはいえ無事辿り着いた。

外見

今のところはキャラクターの立ち絵が無いため不明である。


余談

クリプターの一人であるデイビット・ゼム・ヴォイドと名前が似ているが関連が有るかは現時点では不明。

偶然かもしれないが、彼が銃殺された直後におけるクリプターの会議では、名前が似ているクリプターのデイビットはなぜか欠席していた。


名字の「ブルーブック」は表紙の青い本、そこから転じて「青書(=議会、政府の報告書)」「紳士録(=存命の著名人について詳細に記された名簿)」などを意味する。また、1952年から1969年にかけてアメリカ空軍が行った未確認飛行物体調査「ブルーブック計画」も意識されているのかもしれない。

TYPE-MOON関連の用語としては「月姫読本(通称:青本)」との関連も指摘されている。この青本には鋼の大地の1エピソード「Notes.」が掲載されていることで有名。

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