なける概要
バイオハザードシリーズに登場する人物「レオン・S・ケネディ」の名言。おそらく、元ネタとしては『ダーティーハリー』のパロディーと思われる。
媒体によっては「泣けるぜ」とも。言ってる本人はその時ほとんど泣いてない。主に味方が頑張ってくれてる時に淡々と発したり、エイダの勝手に振り回されてる時にしぶしぶ発したり、自らの女難を自嘲する時に発したりする。女絡みが多いのはそれがレオンという男だからである。実は2のレオンはあんまり発していない。口癖のように発するのは4からである。
だが、リスニングが得意な諸君ならわかるかもしれないが、この「なけるぜ」、英語発音を聞くと全く違う意味である事がよくわかる。同じレベルの一言だったりすれば、かなりのセンテンスがあるものが、意訳で「なけるぜ」に集約されてる時もある。しかし、「なけるぜ」と訳しても大きな違和感を発生させる事は無く、むしろ英語では長々と語ってる台詞も日本語では「なけるぜ」の一言でまとめてしまうのは皮肉屋なレオンらしさを醸し出す一つのフレーバーとなっている時もある。吹き替えがついてる作品では山野井仁か森川智之のイケボで「なけるぜ」が聴けて泣けるぜ。
よくよく考えてみても、日本語でも「ヤバい」や「クソ」が時には悪い意味、良い意味に使われるように、このレオンの「なけるぜ」もその場その場で色々な意味を持つと考えれば、きっとなけるぜ。
主な「なけるぜ」
- women
だいたいエイダに向かって言っている。直訳は「女(複数形)」だが、シチュエーションをもって意訳すれば「いい女だぜ」「これだから女は」的な意味合い。こんな事言ってるから女難に見舞われるんだよレオン。
- Great
感嘆の意を示す。「すごいじゃないか」とかそんな台詞。普通にそう訳せばいいかもしれないが、相手を誉めるためというより、思わず出た一言、という時なら「(優秀な相棒に恵まれて)なけるぜ」という訳になるのも乙だろう。
- Story of my life
意味としては「(俺の)人生こんなもんだよな」。女難に次ぐ女難にまみれているレオンが、作品ごとに女のパートナーをナンパしてみて、だいたい玉砕する時にポツリと一言で言う事が多い。境遇を考えると聞いてるこっちも泣けるぜ。
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エイダ・ウォン レオンを泣かせてる人