アラビア語で砂漠を意味する言葉、またはアフリカ北部に位置するサハラ砂漠の事を指す。
907㎢の広さを誇る世界最大の砂漠で、アフリカ大陸の北部の殆どを占めている。
水や緑に乏しい過酷な環境であるが、この地域で生存するために特異な進化を遂げた生物も少なくはない。
今でこそ大砂漠が広がっている土地であるが、大昔は緑の豊かな地域であったと考えられる。現在も砂漠化が進行している他、蝗害が発生しやすいなどの環境問題も多い。
また、オカルトやゲームで話題に上がる「セファールの巨人」の元ネタになった壁画もこのサハラ砂漠の中(ニジェール南部辺り)にある。
ギリシャ神話にも登場し、パエトンが太陽の馬車を暴走させた際には緑が焼き尽くされて今の砂漠になったと伝えられる。