概要
砂漠化(さばくか、英語:Desertification)とは、旱魃が発生し、草原などが不毛の地と化す事。作物が育たなくなり、人間を含む生物が生育不可能となる。必ずしも砂漠化する事では無く、古い例ではサハラ砂漠がある。かつては緑溢れる大地だったが地球の自然環境の変化により砂漠になった。
エジプトなどの古代都市では農業が活発になるにつれ、水が無くなって砂漠化した。現代では地球温暖化など工業面で発達した人間による自然破壊により、砂漠化が急速に進んでいる。その結果乾燥地帯になってしまった都市は荒廃し、貧困地域になる要因を生み出す。
国際連合総会
1992年12月に国際連合総会は深刻な旱魃・砂漠化に直面している国(特にアフリカの国)において、砂漠化を防止する為の国際条約の設置を正式に決定した。1996年12月に国連砂漠化対処条約を発効させて緑化作業が実施されているが、成果があまり上がっていない状況である。