概要
漫画版「デビルマン」世界のパラレルワールドという位置づけでスタートする。
基本的には『デビルマン』の主要キャラ設定を男女逆転させた形を取っている。
1998年にアニメ化され毎日放送で放映されたが、設定も結末も原作とは全く異なる別個の作品となっている。
あらすじ
主人公の高校教師・不動ジュンは水泳の元オリンピック選手でテニス部顧問。
日ごろから「戦いたい」という体の疼きにさいなまれている。
ある日、合宿中にビースト化した大学生に襲われ、生徒達が次々とビーストの餌食になっていく。
とうとうジュンも襲われて死を覚悟した瞬間「デビルマンレディー」として覚醒し…
結末について
デビルマンの続編である。
平たく言えば、大魔神サタンが大好きな不動明を出産する話。(マジで)
「バイオレンスジャック」同様、ラストの展開はファンの間でも賛否が割れるものになっているが、永井豪本人は自伝で「デビルマンより面白いかも?」と自画自賛しており
、作者の立場としては満足のいく結末になっているようだ。
バイオレンスジャックとの関係
恐らくジャックの後の世界。ジャックの明は偽物だった。(詳しくは記事バイオレンスジャックを参照)。更にミカエルによりジャックの世界は消滅してしまった。その後ミカエルが再生した世界がレディーであろう。そこでサタンは本物の明を蘇らせる為に自分の手で出産する事を決めたのだろう。因みにジャックのサタンは無意識、レディーのサタンは意識的に精神分裂を行うという対比がある。