注意
この言葉は蔑称としての意味合いが非常に強いもので、その性質上悪質ユーザーによる悪用及び編集合戦へと発展する可能性が非常に高い記事となっています。
関連する記事でもすでに編集合戦が発生しているため、記事編集を行う際は主観に偏った内容になり過ぎないよう、細心の注意を払って下さい。
概要
特定の創作物の主人公に対して用いられる、「覚えにくい大それた名前のくせに大した個性がない、本名を覚えようと思う程度の親しみすら持てない(ので「〇〇太郎」で十分)」というキャラヘイトのニュアンスを含んだ蔑称である。
かつて「書類記入例に用いられる定番の名」であったというのも一因であろう。そのため、数は非常に少ないが対象が女性の場合は「○○花子」と呼ばれることもある。
元々「太郎」という名前のキャラクターも多いので世間一般では必ずしも蔑称とは限らないが、どう見ても名字とは思えない単語と「太郎」「次郎」「三郎」などの人名テンプレの組み合わせなので、多少のオタク知識があればひと目で分かる。
よって具体例は対象作品・キャラクターのファンにとっては不快以外の何物でもないので、ここでは述べないものとする。
主に所謂なろう系(なろう発祥である必要性は必ずしもない。故に主観により定義は揺れる)の主人公への蔑称として、昨今様々な作品に吐かれている。
この言葉がよく使われる理由として「主人公がイキっている(不快な言動をしていると自分が思う)から」というものがあり、それが理由だった場合「〇〇太郎」から「イキリ〇〇太郎」に変化する。
それ以外にも「イキリ」に類似した便利な言葉、所謂マジックワードによる叩きが多い。
この場合、まず最初に「主人公がイキっている」などのレッテル貼りから始まり、そのまま原作そのものの問題点(矛盾やツッコミどころ)にまで批判が及ぶ事で定着する場合が多い。
しかし、実のところその矛盾点すら捏造である場合も多い。
この「イキる」「イキっている」という言葉は、近年では「努力・能力不相応な力で活躍し、周りから肯定・畏怖される(ように自分には見える)」という意味で使われている。
ただしこれは本来の辞書的なイキるという意味からは外れており、最近多用されているので新たな意味として確立しつつあると言える。(例えばイキリオタクやイキリトなどもこちらの新たな意味の方である)
より細かな考察は「アンチ」の記事を参照して頂きたいが、内容に関する矛盾点もかなり無理のある指摘である場合も多く、youtubeやニコニコなどの動画サイトには、作品のコンセプト自体を否定する(要は自分の好みではない事を、作品が駄作であるという理由にしている)レビューが存在している。
また、「一つの作品を基準に全ての作品を叩く」等の行為を行っている者も見受けられており、言われている矛盾点やツッコミどころも本当に存在するのかどうかも怪しい部分もある。
その他に「〇〇太郎」のレッテルを貼られる対象として挙げられがちな要素として、「題名が無駄に長く、説明的でくどい」「『チート』『最強』など、主人公の優位性を強調するような単語を題名に含む」「作中にハーレム要素がある」などがある。
・・・が、実のところ異世界ものでアニメになったものに対して初期はつけられ、とあるサイト出身作へと叩きを集中する為にか、そのサイト出身作のものでアニメ化したものにつけられるようになった。
長文タイトルやハーレムは一昔前のライトノベル時代からあるものであり、それだけで該当される理由にはならない。
「チート」などの単語は、読者の目を引くためにそういう呼び名を使っているだけで、バトル物の主人公にはよくある「人とは違う特殊な力を持っている」という設定なだけである場合も多い。
重ね重ね述べるが、蔑称としての意味合いが非常に強い言葉なので、公の場で使用してはならない。
ネット上における注意
こうした蔑称等はマジックワードとして使用されることが多く、定義が個々人によってさまざまであるが、基本的に良くない意味として使われる。
また、こうした単語の使用と共に誤情報がネット上に広げられていることもあり、誤情報等が記事に載る事も多い。
百科事典系統のサイトで情報をもしも書くのであれば、荒れないように、かつ誤情報を載せないように吟味する必要性がある。