メガリア(東方)
崇高な諸君らであれば、これ以上の説明は不要であると、私は信じている。
メガリア(社会運動・集団)
かつて存在した韓国におけるフェミニズム掲示板、およびその流れをくむフェミニズム運動の総称である。現在ではその掲示板は閉鎖されているものの、韓国における代表的なラディカル・フェミニストとして広く知られることになった。
主張は基本的に女性至上主義および韓国人男性への攻撃・差別である。その活動は日本にも影響を及ぼしており、日本人女性フェミニストの中にもメガリアに同調する者もいる一方で、これに反発する韓国人男性の中には日本語でメガリアの危険性を訴える人もいる。
経緯
元々「DCインサイド」という掲示板において、女性ユーザーが中東呼吸器症候群の情報を共有する「MERSギャラリー」という掲示板があった。韓国人男性を侮蔑する「キムチ男」という単語の不適切指定に反発した利用者が新たに掲示板「メガリア」を設けた。名前は前身である「MERSギャラリー」と男女逆転した女性優位の社会を描いた小説「イガリアの娘たち」から取られた。
メガリアユーザーは主に「やられたらやり返す」という考えに基く「ミラーリング」という活動を行った。イルベ(日刊ベストストア)では韓国人女性を攻撃する投稿が多いため、それに対するカウンターでもあったのである。
しかし、徐々に過激化が進みミサンドリー的路線が強まり、犯罪行為に手を染めるものも現れた。男性のトイレ・更衣室を盗撮しメガリアの掲示板に張り付けた事件や、幼稚園教師であるはずの女性が男子児童に関しセクハラ発言を書き込んだ事件などを起こした挙句、2015年12月2日レズビアンを自称する利用者がホモフォビア発言を書き込み、少なくない利用者がこれに賛同したという事態をおこした。これによりメガリアやそのユーザーは激しい非難を浴びたが、これに対し強硬派はゲイアプリケーションから情報を抜き取り公表しようとした。
これらはメガリア運営によって阻止されたが、これを不服とした支持派は「フェミナチ」を自称し、メガリアを分裂させて「ウォマド」を結成した。アウティング反対派は残り続けたが2017年に掲示板メガリアは活動を停止、現在ではフェイスブックに軸足を移し「メガリア4」と名乗っている。
関連タグ
ツイフェミ(ツイッターレディース):日本における代表的なラディカル・フェミニスト
旦那デスノート:日本における同類のサイト