概要
全長1.2m、体重270㎏ほどの中型のスケリドサウルス類である。
名前の由来は「肢トカゲ」から来ている。
体形はスクテロサウルスに似ているが、より大きく、強力な装甲で身を守っていた。全身が多数の小さな鎧のような硬い板で覆われており、首から尾にかけての背筋に沿って卵型と三角形の骨片から出来ている棘が並んでいるのが特徴で、尾の下まで広がっていた。原始的で、ファブロサウルス科にも似ていたが、歯は装盾類の特徴を持つ者であった。尾が長く、2本足でも4本足でも歩けたようで、足もかなり速かったようである。