「待たせたな!満を持してオレの登場だ!」
公式人物紹介
『勝てない相手でも構わず喧嘩をふっかける青年。
一旗揚げようという志だけはあるのだが、見通しはかなり甘い。
しかし真正直で我が強く一本気、自分をごまかすことは大嫌い。
口喧嘩に滅法強く身も蓋もない毒舌で畳み掛けるが、
深く考えての発言ではないので相手にされないことも多い。
常にドヤ顔で物事を語る傾向がある。』
概要
CV:林勇
『有魂書研究 岩野泡鳴に関する研究』で先行登場した文豪。例によって、有魂書研究での先行収録と言うパターンである。後に遭遇できるチャンスはあるかもしれない。あくまで先行実装であることをお忘れなく。
彼と関係の深い文豪に田山花袋がいるのだが、後に彼の「平面描写」論と対立する事になる。なお、有碍書「布団」で発生する回想は、この対立のやり取りが元ネタ。
ゲーム内でのキャラクター像
まるで犬耳のように跳ねた特徴的な髪型をしている。腰にも犬の尾のような飾りがついているので、恐らくはそれで正解なのだろう。
常に尊大な態度で、優等生タイプをからかう悪癖がある。だがこの不遜な態度は追い詰められたときも崩れず、奮起する土台になっている。
交友関係
おおらかな井伏鱒二(文豪とアルケミスト)などは上手く付き合っているが、同じ自然主義の田山花袋(文豪とアルケミスト)とは小説における描写から真っ向から対立しており、隙あらば口喧嘩を仕掛けに行く仲である。
おそらく同じぐらい口達者なり、負けん気が強い相手か、反対にその性分こそを気に入っている相手とならば仲良くなれるのだろうが、生真面目な相手は押し負けてしまうため、彼を敬遠する傾向にある。
小川未明(文豪とアルケミスト)にやりこめられているのも、有島武郎(文豪とアルケミスト)から露骨に嫌悪感を抱かれているの、それが理由ではないだろうか。
関連タグ
立原道造(文豪ストレイドッグス):他作品における類似題材の中の人繋がり。