概要
コンピュータ機器の動作中にソフトウェアのバグや外部からのノイズ(過酷な環境下の場合)、電源電圧の過度の変動などにより動作させているプログラムがハングアップしたり、暴走を起こすことがある。その際に機器全体を再起動するためのボタンがリセットボタンである。
その形態は様々であり、ハードウェアによっては別のボタンと共用されているものもある。
尚、実行しているプログラムの終了処理を行わずに再起動を行うため、データ破損などのトラブルを招くことがあるので無闇に押すべきではない。
また、保安装置に操作員が異常な状態(失神、居眠り、死亡など)ではない事を知らせる用途に使われるものもある。
この場合は、保安装置の動作前に警告があり(警告ランプの点灯、警告表示、警告音など)保安装置のタイマー動作開始から警告終了までの間に押さなければ保安装置が動作する様になっている。それまでの間に押せば保安装置のタイマーは動作開始状態に戻る。
これにより、操作員が異常な状態に陥っても危険な状態を回避できる。
この場合はリセットボタン押下以外の操作でもリセットボタン押下と同じ操作となることがある。
(鉄道車両のEB装置タイマーリセットなど)
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メカ沢新一(背中にリセットボタン)
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