概要
『ドロヘドロ』の登場人物。帽子をかぶった黒髪の少年で、少し会川と懐に似た顔立ちをしているただの人間。
しかし人間に嫌気がさして魔法使いになりたいと考えていた。そこでカスカベ博士の手伝いをしながら、自分の理論で魔法使いにしてくれと頼んだ。その考えとは、魔法使いの肉体を自分の体に移植するというもので、当然普通だったら拒絶反応と言った理由があるので承知しなかった。
けれども、諦めきれないアイはホールの汚水や排水に加え、町内会が殺した魔法使いの死体などが混ざった廃物湖に落ちた魔法使いを救う名目で自ら身を投げた。瀕死の重傷を負ったアイを救うために、カスカベ博士は仕方なく移植手術をした。
無事に手術が成功して退院したアイは、魔法使いの世界に行く為にカスカベ博士と別れる。しかし移植しただけでは魔法が使えずに、遭遇した魔法使いに頭をつぶされて殺されてしまう。
だが、埋葬された後、アイの遺体は姿を消した。