概要
名前の由来は「アンドーナツの上」(きり丸には「上というより並だぜ」とバッサリ言われている)。
一年い組の教科担当で、会計委員会顧問を務める46歳。作中では専ら安藤先生と呼ばれる。
顔全体を使って焼きそばを食べたみたいに脂ぎったテカテカの顔が特徴。ところ構わず寒い親父ギャグや駄洒落を連発するのが趣味。実は偽書偽印の術の達人であったりもする。
基本的には丁寧な口調で乱太郎たちにも丁寧語を使う事が多い。しかし慇懃無礼で嫌味な性格であり、い組の教科での優秀さを鼻にかけて他のクラス生徒や教員を小馬鹿にするため、は組の生徒から嫌われているどころか土井先生とも犬猿の仲である。この傾向については、同じい組の実技担当の厚着先生からも呆れられたり注意されたりするほどである。
しかし他の教員の指導方針も評価はしているようではある。また実戦経験の豊富なは組の現場での実力は認めており、教科は優秀でも実戦に弱い組の実情には悩んでいる。
は組と土井先生が楽しそうにしているのを見て「いいなぁ…」と呟くなど、案外そういう環境が好きなのかもしれない。
近年では、教員としては組のメンバーを心配する、学園長が発案した屋外での課題において嫌われ役を買って出る、少し離れた位置では組を指示を与える、土井先生のは組へのサポートを黙認するなど、教育者としての思いやりが描かれるようになった。
忍術学園の教員としては年長者かつ古参の方であり、忍者としての経験、知識、技術も豊富なベテランである。しかし長い事教師業に専念していたので現場から離れて久しいらしく、加齢も相まって実戦での腕前は多少鈍っているようである(敵の罠にハマりい組共々捕まる、迷子になる、足を滑らせる、火器を誤爆させる等)。この事については「い組が実戦に弱い原因の一つ」として分析しており、さすがに反省の顔色を見せた。
妻帯者であり、顔がそっくりでお世辞にも美女タイプではないが控えめで礼儀正しい娘が登場している。
また近年では、そのサムいオヤジギャグを高評価する笑いの沸点が低い生徒が入学している。