概要
作中では専ら安藤先生と呼ばれている。
名前の由来は「アンドーナツの上」らしく、摂津のきり丸には「上というより並だぜ」とバッサリ言われている。
全体が脂ぎってテカテカ光る顔が特徴。
ところ構わず寒い親父ギャグや駄洒落を連発するのが趣味であるが、実は偽書偽印の術の達人であったりもする。
基本的には穏やかな口調で猪名寺乱太郎たちにも丁寧語を使う事が多い。
しかし慇懃無礼で嫌味な性格であり、一年い組の教科での優秀さを鼻にかけて他のクラスの生徒や教員を小馬鹿にするため、一年は組の生徒から嫌われているどころか土井半助先生とも犬猿の仲である。
また一年ろ組の教科担当で冷静沈着かつ温厚な斜堂影麿先生を怒らせる事も少なくない。
この傾向については、同じ一年い組の実技担当の厚着太逸先生からもしばしば呆れられたり注意されている。
しかし他の教員の指導方針も評価はしているようではある。
また実戦経験の豊富な一年は組の現場での実力は認めており、教科は優秀でも実戦に弱い自分の教え子達の実情には悩んでいる。
は組と土井先生が楽しそうにしているのを見て「いいなぁ…」と呟くなど、案外そういう環境が好きとも見受けられる場面も多い。
近年では、教員としては組のメンバーを心配する、学園長の大川平次渦正が発案した校外での課題において嫌われ役を買って出る、少し離れた位置では組にヒントを与える、土井先生のは組へのサポートを黙認するなど、教育者としての思いやりが描かれるようになった。
忍術学園の教員としては年長者かつ古参の方であり、忍者としての経験、知識、技術も豊富なベテランである。
しかし長い事教師業に専念していたので現場から離れて久しいらしく、加齢も相まって現在の実戦での腕前は多少鈍っている模様(敵の罠にハマりい組共々捕まる、迷子になる、足を滑らせる、火器を誤爆させる等)。
この事については「い組が実戦に弱い原因の一つ」として分析しており、さすがに反省の顔色を見せた。
妻帯者であり、顔がそっくりでお世辞にも美女タイプではないが控えめで礼儀正しい娘(CV:斉藤貴美子)も登場。
また近年では、そのサムいオヤジギャグを唯一高評価する笑いの沸点が低い生徒の浜守一郎が入学している。