概要
マリオシリーズからスピンオフ作品として独立した『ヨッシーアイランド』で初登場した敵キャラクター。
ネーミングはそのまま「泥棒」から。
初登場作品である『ヨッシーアイランド』では、一定範囲内をキョロキョロと見回しながら徘徊し、
ヨッシーを見つけると走り寄ってきて赤ちゃんをひったくろうとする。
これ以外にも、ステージ背景などの裏に隠れて待ち伏せし、ヨッシーが知らずに通ると
「いつのまにかヘイホー」と赤ちゃんをすり替えるなど、巧妙な手口で妨害してくる事もある。
単純に足が速く追いかけ回してくるというだけでも嫌な敵だが、更に耐久力も高く
3回踏みつけるか、1発で倒したい場合はヒップドロップを命中させる必要がある
(食べる事はできず、舌と接触するとわずかに押されるだけ)。
また、タマゴやスイカの種を当てるとひるませることができ、
3回目以降は当てる度に1UPするが、合計6発当てないと倒す事ができない。
基本的に各ステージに配置され、ヨッシーの行く手を妨害してくるのは青い服を来たボロドーだが、
一部のステージには赤い服のボロドーも配置されており、赤コインを持っている。
通常のボロドーとは逆に、ヨッシーを見ると赤コインを奪われまいと逃げ出す性質を持っており、
タマゴをぶつけたり踏みつける事で赤コインを奪う事ができる。
赤コインを奪われた後は通常個体よりも消極的ではあるものの、赤ちゃんを狙うようになる。
着ている服や仮面を付けている点などは同作メインのザコ敵となっている
ヘイホーとよく似ているが、仮面には表情があり状況によってコロコロ変わるなど、素顔に近い扱いである。
また、6-2「ボロドーだらけの どうくつ」ではステージ名の通り、大量のボロドーが登場するが
ミットさん、バットくん、空手家といった似たような姿の敵が共演しており、
これらの敵とは何らかの関係性があることを匂わせていたりする。
余談であるが、6-8「いよいよ クッパじょうだ!」の2の部屋には燃え盛るボーボーヘイホー2体の上にボロドーが配置されているという、まるで火あぶりの刑を行っているかのような場所がある。
ミニゲーム小屋でプレイできるミニゲームの対戦役としても登場しており、
スイカの種飛ばしゲームではヨッシーの頭を模したハリボテを被り、種を飛ばして攻撃してくる。
その後の作品ではRPGマリオシリーズへ逆輸入され、
『マリオストーリー』『ペーパーマリオ』『マリオ&ルイージRPG』などに登場。
敵として出現するボロドーは戦闘中にコインを盗むほか、アイテムを盗むオーボロドー、
バッジを盗んでくるバッジボロドーという上位種も存在。
「マリスト」及び「ペパマリ」シリーズでは戦闘員が赤服、非戦闘員のNPCが青服と
服の色で役割が明示されるようになっている。
『マリオパーティ』シリーズではマリオパーティ7、マリオパーティ8に登場。