概要
CV:あおきさやか
原作:第十二話(花とゆめCOMICS「夏目友人帳3巻」収録)、アニメ:第2期第4話「雛、孵る」に登場する妖。
「辰未」は個体名ではなく、種族名のようなものである。
辰未とは、鳥と竜に近い妖のことである。
その生態は、親が自分のヒナを育てず、他の生き物の巣に卵を生み、その生物に育てて貰うというものである。そのため、ヒナの外見は養い親に近い姿をしており、成長して初めて本当の姿に戻る。
体は大きく、鳥のようなくちばしと羽根、竜のような角と鱗、鬣を持つ。
その肉は類無きほど美味で、その血には不老の効果があると言われている。
「雛、孵る」に出てきた辰未は、鳥の巣に残っていたところを夏目貴志とニャンコ先生に拾われて助けられた。
生まれて最初に見た生物の姿をとるため、夏目を見たことで人に近い姿となっている。
卵から生まれたということから、ニャンコ先生によってタマと命名された。
最初はひよこ位だったタマは、夏目に懐き、すぐに人間の子供くらいの大きさに成長する。
そしてその頃から元気がなくなって……