国際宇宙ステーション( International Space Station、略称:ISS)は、米国、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関が共同運用する宇宙ステーションである。地上から約400km上空を周回している。
1988年に日米欧の協力でプロジェクトが始まり、1998年にロシアが参加。同年に組み立てに着手され、2000年から本格運用(宇宙飛行士の常駐の開始)が始まった。2011年に完成。少なくとも2024年までの運用が決まっており、2030年までの運用延長も検討されている。
主にスペースシャトルによりモジュールが打ち上げられたが、2003年のコロンビア号の事故、2011年のスペースシャトル退役(ISS完成に合わせたもの)により大型モジュールの打ち上げ手段がなくなり、ロシアのソユーズ、プログレス補給船を主力に、米国のスペースXの補給機、欧州補給機、日本の宇宙ステーション補給機により補給が行われている。