・概要
氷帝学園関東大会一回戦、全国大会一回戦にてダブルス(D2)を担当
【向日岳人】 身長158cm、体重48kg
【忍足侑士】 身長178cm、体重64kg (新テニ23.5巻以降身長179cm、体重62kg)
両者とも中等部3年生だが、身長差20センチという腐女子が喜ぶ体格差設定である。
「いくぜぇ侑士!」「まかせとき、岳人」
親友であり、一緒に登下校をするほどの仲のよさに加え、テニスでは「俺達ダブルス専門!」という台詞を恥ずかし気もなく言い放つほどの信頼関係がある。二人は自他共に認める相方。
過去、チームメイトを名字呼びするのが通例であった氷帝学園テニス部において、この2人だけは、最初からお互いをファーストネームで呼び合うのが当たり前であった。
※以下多くのコンテンツにおいて多大なネタバレあり
凸凹なキャラ設定
向日は、少女の様な外見(本人にとっては地雷)に反して、性格は 男前・意地っ張り、無鉄砲で少々子どもっぽい、能動的なタイプ。目がでかいクセに一重である。Mr.アクロバティック。
忍足は 大人びた容姿と策士と称される頭脳を持ち、落ち着いた物腰であるが、趣味はラブロマンス系の本を読むことという、受動的なタイプ。二重である。Mr.ポーカーフェイス。
(その為かこのカップリングでは、向日の世話をやく忍足という構図がよく見られる)
向日の好きな食べ物が“納豆”であるのに対し、忍足の嫌いなものは“納豆”。
他、真逆な要素が多数存在する。(侑士は右利き、岳人は左利き。岳人は高い所が好き、侑士は嫌い)
身長差以外にも、上げればキリが無いほど 見事なまでの凸凹コンビであるが、
全く正反対な2人が親友でダブルスを組んでいるという関係性に萌えを見出す腐女子は多い。カプ抜きにしても友情度が半端ない。
・公式が病気すぎて困る(小ネタ等)
・『出会いは屋上の給水塔』という少女漫画的な公式設定がある
(どうした公式)しかもすぐに仲良くなった模様。(ぺアプリで侑士は高い所が苦手と出てしまったのでこれはもう運命である)
・『お揃い・色違いのラケットを使用している』という公式設定がある
(おい、どうした公式…)
・「ペアプリ」関東大会の忍足向日vs菊丸桃城・対戦後の会話も腐女子歓喜の内容となっている
(だから…どうしたんだ公式…)
・『家出癖のある向日を、忍足が1月に7回も家に泊めている』という公式設定がある。しかも初めての家出(お泊まり)は中一の6月である。どんなに少なく見積っても100日以上は忍足の家に泊まっている計算になる。
(本当にどうしたんだ公式!ありがとう公式!!)
・ジュース代を返さない忍足かれこれ少なくとも4ヶ月以上向日にジュース代を返してない模様。大体一緒にいる筈なのだがにここまで来るとわざと返していない説が濃厚。
・忍足の所持品は40.5とテニパで公開された。 忍足は恋愛小説を持っていたのだが問題はそのブックカバーである。なんと忍足侑士は堂々と鳥と鳥籠モチーフのブックカバーを所持していることが判明(匂わせが凄い)
なんとも見せつけてくれるがそれだけではなく向日は忍足に羽根のしおりをプレゼントしている事実。(ちなみに向日は好きな人へのプレゼントはとっておきの綺麗な鳥の羽根である)また身体に馴染む服を選びがちな忍足に向日は赤と青の色が入ったバックを見立てているなど、終始創作のタネが尽きない。
・二人の初めてのシングル『CRAFTY』『DA・DA・DA』は同じ方が作詞作曲している。
・外国で二人のカップリングはDirty Pairと呼ばれている。「Dirty」 は英語圏のスラングで卑猥、セクシーであるという意味がある。つまり卑猥なカップリングである。 https://princeoftennis.fandom.com/wiki/Dirty_Pair
公式の設定もたいがい腐女子寄りであるが、忍岳信者が増えた原因の大体は
テニミュ初代氷帝の踊れないロリコンのせいであるとも言われている。
・原作においての活躍
青学の関東大会一回戦の対戦相手として登場。
D2で急造コンビである菊丸&桃城(実質3人でダブルス)に5-7で負ける。
忍足&向日の戦法としては向日がムーンサルトやアクロバティックテニスで相手を掻き回し狼狽えている時に忍足が試合をコントロールし勝利を決めるような戦法を用いると推測される。見てわかるように相手の器量に依存するような戦法だ。菊丸&桃城戦ではその戦い方が通じなく、お互いが崩されてしまう。
二人をコンビと称する場合多く氷帝元祖D2コンビと呼ばれるが、実は二人は全国大会でもダブルスを組んでいる。全国大会一回戦(青学戦の前の日である)、椿川学園(北海道代表)に伊藤&巻ペアに7-0で白星を収めた。
また宍戸&鳳ペアに油断し負けるまでおそらくD1を張っていたことから、一概に二人の表象を氷帝元祖D2コンビと太鼓判を打っていいものかと思われているが、誰でも分かりやすい名前として浸透している。(またベスフェスでは……)
新テニスの王子様
二人ともU−17合宿に参加。
同志討ちでは、一試合目に二人は戦うことになる。負ければ合宿から脱落となる一戦を、忍足が心を閉ざすことによって直実な向日が心を乱され、7−0で忍足が制した。また、10.5巻により、二人の関係が親友、盟友と銘打たれた。ぺアプリvol.4より二人のダブルスは対等型であると分析された。
・テニフェスでの活躍
豪華テニプリ声優陣のフェスタは今まで多く開催されどれも人気を博している。その中でも忍岳クラスタ大歓喜のものを一部紹介する。
テニプリフェスタ2016合戦
日本武道館で行われたテニフェス。コンセプトは『約800曲の「テニプリ」キャラクターソングの中から、ファンの投票によって頂点が決まる!』
(公式サイトより引用)
そこではソロ部門、デュエット部門、ユニット部門と別れて人気投票をし5位までを声優陣が生歌唱してくれた。
特にデュエット部門は相当な大波乱を見せると思われたがなんと、第五位に「スパイラル」がランクイン。名だたる名ペア名曲を押し退けての五位ランクインだ。
MCの呼び声と共に木内さんと保志さんはお揃いジャケットを着てステージへ登場。
素晴らしいファンからの賛辞をうけながら二人のデュエットソング「スパイラル」を華麗に歌い上げた。もちろんあの掛け合いもある。終始めちゃくちゃかっこいい。生きてて良かったです。忍足侑士誕生祭企画もあるよ!
ベスフェス2019
セトリに二人のデュエットソングがないからと肩を落としてはいけない。演者が青学陣と氷帝陣しかいないのもあってとても濃い内容となっている。
例えば、ステージにてコケそうな保志さんを助ける木内さん(助けた後肩を組んでくるくる回る)のシーンがバッチリカメラに収められてる。終始肩を組んでわちゃわちゃしている姿が見受けられる。二人の声優さんは木内さんが177cm、保志さんが162cmとリアル忍足・向日と言えるほどの体格差がある。
そして問題は夜公演トークコーナーである。MCの諏訪部さんが「もしここに許斐先生がいるのだったら自分の演じているキャラクター、どのような展開してくれたら嬉しいか?」というトークテーマを投げかけた。
木内さんは一つ、忍足の決め台詞が欲しいと言った後、
木内「がっくんとダブルスで勝ったことがないので勝ちたい」
と明朗に言うと、保志さんの方向を見る。
保志「そうですね。やっぱりそこですね。熱望してます」
と同意し、二人のダブルスの絆を見せつけてくれた。(本当にありがとうございます)
また大トリの楽曲、「ベスフェス~Are We Cool?~」で二人は
侑士「もっと生きたい明日(さき)があるんだろ?」
岳人「もっと知りたい未来(さき)があるんだろ?」
とソロパートを担当した。そんなんやられたら泣いてまうやん.......
このようにベスフェスでは二人の未来の可能性を示唆するような要素を私達に投げかけてくれた。
忍岳、または二人のペアが好きと標榜する人達にとってこのベスフェスというのは心の支えになりうるものであると考える。
その他濃い二人の絡みや普通に内容が面白すぎるので是非購入して視聴してほしい。二人の間にどう思惑があったにしろ最高である。
・音楽
現在二人は4つのデュエットソングがある(2020年現在)
「スパイラル」忍足侑士アルバム『結晶』
「MISSING PEACE」 テニミュベストアクターズシリーズ忍足&向日
「Passion」アニくじ
「A・O・P〜覚醒める戦士〜」忍足侑士2ndアルバム『YOU SEE?』
どれもたっぷり二人の関係性を歌ってくれる最高ソングだ。やはり二人のダブルスは伊達じゃない。是非歌詞と共に聴いてみるべし。
また、忍足侑士はソロ曲を山ほどだしているが、
歌詞に「羽根」(A気持、カタルシス)というフレーズや「飛んだり跳ねたり」(やっぱバーチャルな恋ばかりしとってもアカンと思うねん)という歌詞が幾度となく登場している。
確実?に向日を意識しているような詞じゃないかと邪推してしまう。(しかも作詞者を見ると…)
・ゲームにおいての忍岳
最強チームを結成せよ(2004年発売)
リーダーが仲間を集め、4~5人のオリジナルチームをつくり大会に出場するボーリn.......テニスゲームである。
侑士は赤いラケット、岳人は青いラケットを使用。ゲームに使用されるカラーイラストもその仕様である。(この時代のテニゲーはこの色で統一)
このゲームではダブルスを組んで出場させることが可能なので運が良ければ菊丸&桃城にリベンジすることできる。終始フルボイスなのである条件を満たすと
岳人『何だ、人数足りてねえの?そんじゃ、うちの侑士に声かけてみようぜ!絶対頼りになるからさ。』
侑士『人、足りてへんの?そんならうちの相方の岳人とか、声かけてみいひん?なかなかおもろい奴やで。』
と言ってくれる。
また、チームリーダーを大人(榊監督等)にするとこのセリフも敬語でも話してくれる。激レアだぜ。
また侑士をリーダーにして仲間に岳人を入れ大会で優勝すると
岳人『へへっ、お疲れ、侑士。優勝だぜ、優勝!やっぱ俺と侑士が揃えば、最強だよな。これからも頼むぜ!』
と言ってくれる。(侑士、岳人専用ボイスが豊富だ)二人でダブルスに出場すれば任せろ!侑士!等の試合中の掛け合いも聴き放題である神ゲーである。
学園祭の王子様(通称学プリ)発売(2005年)
時期が全国大会後設定の乙女ゲーム。原作ではまだ全国大会編は準々決勝まで追いついていないので日吉とダブルスを組んだとの描写がない。跡部が企画する合同学園祭からストーリーは始まる。
向日、忍足、日吉でたこ焼き屋台をすることになる。(他の氷帝キャラは跡部につき喫茶店)
岳人が侑士に納豆たこ焼きあーんをするイベや、主人公との図書館デートで眠ってしまう岳人が寝言で主人公よりも早く侑士のことを口走ってしまうといったなどのジャブがよく飛んでくる。
侑士は岳人との関係性について、「岳人が俺に無いモンを持っているんと同じ様に、俺も岳人に無いモンを持っとる。 アイツとはそういう関係が気に入っているんや」by忍足侑士
と主人公に対して特大な惚気を連発する。
また岳人との信頼度が低いまま岳人を帰り道に誘うと侑士と帰るからと振られてしまう。岳人は告白する時にまで侑士を引き合いにしてしまうほどの懇意の仲を見せつけてくれる。
ドキドキサバイバル『山麓のMystic』(通称ドキサバ)発売(2007年)
言わずと知れた乙女ゲームであるがこれは本当に乙ゲーなのかというムーブを時々かましてくる。ドキサバでは遭難後山組海組とに分かれるのだが、忍足侑士が山組になったのは山組に向日岳人がいるからからだからと始まる。(ドキサバの侑士は色々と強すぎることで有名)
岳人攻略ルートでは夜、攻略対象の岳人と楽しく会話していると侑士が乱入し二人の恋路を邪魔しようとする。その時の伝説セリフがこちらである。
侑士「俺と岳人の間に秘密なんかあれへん。全てさらけ出しあった仲やからな」
(?????)
侑士「そーゆー訳でお嬢ちゃん。岳人の事はあきらめたって」
侑士「俺らの間に入り込むスキはないんや」
岳人はこの侑士の告白まがいの言葉を真っ向から言葉を否定する訳ではなく、焦りながらバカ!何言ってんだ!という反応を見せるため更に現実味が増している。もちろんフルボイスでお楽しみいただける。
(因みに侑士編では実際に主人公が二人の会話に入り込めないというシーンがちゃんとある)
しかしドキサバではとあるシーンが忍岳勢に大ダメージをかます(悪い意味で)ので要注意してほしい。
どれもニコ動等で実況プレイがあるので一度見てみることをお勧めする。(ドキサバ、学プリはどれも今やプレミアが付き中古で定価以上の価値がついているため)
テニスの王子様Rising Beat
言わずと知れた大人気のスマホ神ゲームである。
向日岳人キャラストーリー「自慢のパートナー」は界隈によっては伝説化している。タイトルからしてきな臭いがやはり半端ではなかった。
ストーリーには夜、岳人が強がって忘れ物を一人で取りに行くことになる。
夜道を一人歩くが、岳人の内心は心細くて.......
「今日は、お月さんがえらいキレイやと思うたから」by忍足侑士
そう言って岳人を迎えに行った忍足侑士であった.......(何一つ二次創作ではないです)
数々のイベントでも二人の怒涛の絡みをみせつけてくれる(ありがとうございます)
ワックワクな初日の出!(2019.1.〜2019.1.10)
忍足侑士SSR(赤属性)向日岳人SSR(青属性)がテニラビイベントで登場!!!もちろん絡みが沢山あるぜ!年越しを一緒に過ごします。岳人はもちろん年越しの瞬間華麗なムーンサルトを決めてくれる。途中寒がるそぶりを見せる岳人に対し、
侑士「俺の毛布、貸したろか?」(キメ顔で岳人に毛布を差し出すスチル付き)
や、初日の出を見るため早朝に出かける岳人を心配する描写が多くある。
要所要所でテニラビの侑士は岳人のことを気遣う描写がありもはやHSKである
Moonlight Stage(2020.3.17〜2020.3.26)
向日岳人SSR(青属性)忍足侑士SR(赤属性)実装!
イベではアイドルグループ(チョコレーツ)が合宿所近くでステージをすることになる。その前座に侑士が勝手に岳人をエントリーしてしまう。最初はアイドルなんて……と思っていた岳人だが……
「はぁ…はぁ…」
(ステージ後疲れている岳人に手を貸す侑士の手が見れるスチル)
やら、
「ほな、俺らも帰ろか」
(ステージおわり、菊丸と会話した後の岳人を待ち一緒に帰ろうとするドヤ顔侑士スチル)
を見せつけてくれる。
しかもエピローグでは岳人が菊丸にタブルスの練習を持ちかけられ当然の如く侑士を誘い、俺もやるのかと侑士が聞くと「当たり前だろ!ダブルスなんだから」と言ってくれる。(もちろん菊丸は大石を誘い「当たり前じゃんダブルスなんだから」という)
最後は2ペアが仲良くバチバチダブルスをしてエンドというストーリー展開である。