概要
古代のミチーナの住人でダモスの部下だった男。「魔獣装具」を使う事でポケモンを操り戦わせる。
アルセウスから借りた命の宝玉を返せばミチーナが元の荒れ地に戻ってしまうことを恐れたために宝玉を独占すべくアルセウスの排除を画策し、約束を守ろうとしたダモスを幽閉して自分がミチーナの長の座に就き、だまし討ちを行った。
彼の行為が原因でアルセウスは人間に憎しみを抱くこととなり、それが引いては現代における神と呼ばれるポケモンたちの争いに発展する事態となってしまった。
歴史を変えようとタイムスリップしたサトシたちと接触した彼はアルセウスを完全に始末できなかったことを悟り、シーナに協力する体を装ってアルセウスの完全な抹殺を図るもサトシたちの妨害で失敗に終わった。
アルセウスに対し不義理を働いたものの、偏にミチーナの繁栄を願っての行動であり、そういう意味では根っからの悪人とは言い難い人物。
神殿の崩落に巻き込まれて命を落としたかに思われたが生き延びており、エンディングにてダモスと共に開墾を行なっている姿が確認できる。
アルセウスの力に頼らず、ダモスと共に自分たちの力でミチーナを豊かにすることを決意したのだろう。