注意
食生活や倫理問題にかかわる敏感な問題であるため、追記・編集は感情や個人的思想を抑えて行ってください。
概要
「ビーガン」とも。
ベジタリアンの一種、あるいはそれと混同されることが多いが、ヴィーガンのそれは食事のみならず「衣食住のすべて」に動物製品の使用しない点が大きく異なる(ベジタリアンは基本的に「食」の部分のみ)。
元々はベジタリアンを実践する「ベジアタリアニズム」から派生した分派のような存在であるが、「生活から動物由来のものを一切合切排除する」という思想は、しばしば過激な排他的思想と結びつきやすく、肉食や動物製品の使用を否定するあまり過激な行動に走る者もいるのが実情である。
ヴィーガンは健康か
医療技術や食料生産の向上で、現代ではヴィーガンも多種多様な食材を口にし、サプリメントを摂ることで健康的な生活を送ることか可能になっている。
しかし、ヴィーガンは肉や魚などからの栄養補給を絶つ、一種の偏食である。ゆえに雑食とは異なる栄養への知識や実行力、体質が必要。また、ヴィーガン志向の人は健康や環境、生命倫理の観点から食材にこだわる傾向も強いため、神経症に陥るケースもある。とある統計では、実に84%ものヴィーガンおよびベジタリアンが肉や魚への誘惑に負けたり、健康被害から立ち直るために医師の指示を受けて半年以内に菜食主義を断念しているとのこと。
もしもヴィーガンになるときは、体質を前提にそれ相応の心構えで実践することが求められる。
なお、ヴィーガンの中には「ホタテなどの二枚貝は中枢神経が無いから食べても構わない」という主張をする派閥も存在する(俗に「シーガン」などと呼ばれている)。
いわく、「中枢神経が無い=動物ではない(=植物と同じ)」という理屈らしい。