日本を本拠とする、伝統ある重工業系総合企業。
形式上は独立企業だが、GAとの関係が深く、実質的に同グループの一員として扱われている。
エンブレムのデザインや、日系企業であるところ、変態性などから、モチーフは三菱重工と考えられる。
技術
軍用車輌と炸薬の分野に秀でている。ネクストおいては、GAグループの防御力(特に対実弾)重視という方向性を更に先鋭化させたフレームパーツを製造しており、特にタンク型の脚部パーツはその最たるもの。武装はグレネードランチャーのみを製造しており、いずれも重たいが威力も高く、同社の大艦巨砲主義を体現したものである。
なおいずれのパーツも、日本国内の温泉を由来とした名を持つため、しばしばファンからは「温泉企業」と呼ばれている。
フレーム
KIRITUMI
AC4時代における有澤の標準機。とはいってもコアと腕部は同社製のものではなく、GAの『GAN01-SUNSHINE』のパーツを用いている。SUNSHINE以上にPA性能、対エネルギー防御、機動性に劣っているが、実弾防御、積載量は他の追随を許さぬほど優れている。
RAIDEN
有澤の新標準機。腕部パーツが新たに開発されたグレネードとなっており、脚部にも新型のタンク型パーツを装備する。KIRITUMIのコンセプトをさらに推し進めた機体で、武器腕を装備した機体としては破格の防御力を誇る。有澤重工第43代社長、有澤隆文は、本機に超大型グレネードキャノンOIGAMIを装備したネクストに搭乗している。
温泉ウェポン誕生の秘密
ACfa制作当時、武器や部品の名前が決定する期限が迫っている時に『有澤重工関連の名前のルールが、まだ見えていない状況で・・・』と悩んでいたディレクター、その話を聴いていた佐竹氏も深夜の名付け大戦に参戦。 【日本に拠点を持つ有澤重工】から、【兵器などのメカニックとは直結しない意外なイメージ】、【戦艦に付けられそうな雄々しく情緒ある名前】を鍵にパソコンと睨めっこをしながら考えていた。
その中で、佐竹氏が(あぁ・・・熱い風呂に入って疲労を回復させたいなぁ)と ふと考えていたところで 『名湯とかどう? 良い名前あるよ!』 『温泉か! それは、考えてなかったよ!』
と新たなる名称の規則性が決まり、【情緒があり、力強い言霊を感じさせる名前】を持つ【プライマルアーマーという新装備を持つ機動兵器】が誕生したのであった。