中部高速鉄道
ちゅうぶこうそくてつどう
概要
pixivユーザーの国木田大吉氏による架空鉄道である。以降は中部高速鉄道が実在するものとして、設定を記述する。また、作者都合により予告なく変更されることがあるので、予めご了承いただきたい。
歴史と基本データ
愛知県に本社を置く大手私鉄である。最初の路線は1604(慶長9)年に開業した。軌間は1,740mm(1952年に1,435mmから改軌)。電化方式は直流3,000V(2019年6月1日に2,000Vから昇圧。その前から昇圧を繰り返していた)だが、乗り入れ先には交流50kV50Hz・60Hz(2019年6月1日に30kVから昇圧。その前から昇圧を繰り返していた)がある。また、一部の路線は非電化である。
運転系統は東阪本線を主要幹線とし、そこから分岐するという系統がほとんどだが、一部は東阪本線に乗り入れない。
列車種別
列車種別はJRと私鉄を折衷したような感じで、東武鉄道と同様に、快速が急行より速い。また、快速急行と新快速の両方、快速特急と特別快速の両方が設定されているが、それぞれ新快速、特別快速のほうが速い。また、最上級種別は新特快である。特別料金は特急以上の車両のほか、それ以下の車両のグリーン車、一等車でも取る。
編成・車両の特徴
車両は1両編成から14両編成まで様々(13両、14両編成は2019年8月1日のダイヤ改正で設定された)。ただし、2〜4両、6両、8両、10両が多い。車両性能としては他の鉄道会社に比べてオーバースペックである。これは最高速度216km/hを達成するためである。また、通勤型・近郊型の普通車は20m4ドアが原則であり、18m車は全廃されている。そして、ツリカケ駆動の電車が多く残っている。
その他設備
ATSは2017年4月1日に導入された。また、ICカード「Edepa」が存在し、社員、株主、およびその家族は中部高速鉄道と南国急行鉄道に乗っても全線無料となる「Edepaプラス」を所持することが可能である。
その他活動
アニメ、特にラブライブ!シリーズとのコラボも多く、社内でアイドルを立ち上げてAqoursの後援会もやっている。
主な路線
東阪本線
東京駅から箱根湯本駅、新居町駅、名古屋南駅を経て梅田駅に至る路線。梅田新道駅から分岐して北新地駅に至り、そこから山陽中央電鉄に乗り入れる支線や、大手町駅から分岐して日本橋駅に至り、そこから東北急行電鉄に乗り入れる支線など、支線が非常に多い。
名豊本線
東阪本線の新居町駅から西側に分岐して新城駅、豊田駅、名古屋駅を経て日比津駅に至る路線。この路線を走る列車の多くは名古屋駅止まりが多い。
沼津港線
東阪本線の沼津市駅から東側に分岐して沼津駅を経由して沼津港駅に至る路線。この路線を走る列車の多くは沼津止まりが多い。
2020年7月には沼津駅から沼津港駅までの間の廃止計画が持ち上がり、社内で議論になった。
主な車両
すべての形式は100両しか製造されない。以下、作者の作中に存在するものを挙げる。
G1100系
初代
1900年から2002年にかけて10両編成10本が製造された近郊型直流電車。直角カルダン駆動のVVVFインバータ制御。老朽化により2019年4月に全廃された。主電動機のみ2代目に流用されている。
G3300系
2代目
先述のG1100系に続いて2020年7月から10両編成10本が製造された。基本的な機器構成はG3600系に準ずるが、車体が小田急3000形と同じタイプとなった。
G3600系
2代目
2001年から2004年にかけて10両編成10本が製造された。2014年に初代G4900系から改番されている。直角カルダン駆動にGCTサイリスタのVVVFを使用するなど意欲的な設計であったが、部品の共通化が困難なことから2018年6月以降廃車が進行。2019年1月1日に全廃された。
G4600系
2代目
2017年に製造された電気式気動車で、2両編成20本と4両編成15本が存在する。3代目G3600系と同じタイプの車体で、直角カルダン駆動のVVVF車である。
G5000系
日本初のオールステンレス車両。1962年登場の近郊型・4両固定編成。詳細はリンク先を参照。
G5200系・G5300系
1985年よりG5100系の増備車として製造された車両群。2013年までに計200両が製造された。7両が廃車された以外は2020年までに更新工事を受けている。