トリオ・ザ・捜一とは、テレビドラマ「相棒」に登場する警視庁刑事部捜査一課に所属する三人の登場人物(伊丹憲一、三浦信輔、芹沢慶二)のトリオのこと。
番組内でレギュラーの地位を確立しており、スピンオフ「裏相棒」では鑑識の米沢や暇課長とともに主役をつとめている。
伊丹憲一以外の二名について
イタミンに関してはすでに独立記事が作られているので、ここでは残る二名の解説を主に行う。
三浦信輔
階級は巡査部長。
『トリオ・ザ・捜一』の中では一番の年長者で唯一の妻帯者。所轄署を経て警視庁刑事部に配属された、いわゆる「叩き上げ」の刑事。
一番の年長者ということもあってか穏健な性格で、熱くなりがちな伊丹を抑えるのは主に彼の役割。トリオにおける「お父さん」的な存在である。
伊丹同様特命係に関しては疎ましく思っているが、右京さんに対して「警部殿」と呼ぶなど一応敬意を払っており、伊丹のように一方的に敵視しているわけではない。
それどころか密かに特命係に仕事を依頼したりと、裏ではある程度信用している様子もある。
老眼気味で、メガネを手放さない。
最近では現場での捜査は伊丹と芹沢に任せ、本庁の捜査本部で仕事をしている場合が多く、登場の機会が減っている。
実は寝ているときのイビキと歯ぎしりがうるさく、芹沢と伊丹の悩みのタネになっている。
芹沢慶二
階級は巡査。
トリオにおいては一番の年下で、薫の後輩に当たる。
後輩ということもあってか、おそらくトリオの中では最も特命に関して悪い感情を抱いていない。特命の二人には丁寧に会釈をし、階級が上の人間として扱う態度を見せる。
しかし場のノリ次第では伊丹同様特命に対して愚痴をこぼし、薫にどやされるというシーンもしばしばあった。
性格はお調子者で、口が軽い。そのため特命係に余計な情報を流してしまい、伊丹にどやされることも多い。
リア充であり、携帯の待ち受けには彼女が写っているらしい。