概要
日立製作所で1973年から1980年にかけて製造された直流電気機関車
製造
デキ501、デキ502は1973年に製造された、基本的にはデキ300と同一であるが空気圧縮機とライトがシールドビームに変更された。
デキ503とデキ504は三ヶ尻線開業に合わせ1979年に製造された。
デキ505は1980年3月に製造され、ライトケースが角形となり、避雷器も変更された。
デキ506とデキ507は1980年9月に製造された、秩父鉄道で最も新しい電気機関車、尾灯がデッキ手すりへの取り付けから車体埋め込みへと変更されている。なお、デキ507は太平洋セメントの私有機関車となっている。
運用
通常は 秩父鉄道ヲキ100・ヲキフ100形を影森駅~武州原谷駅~三ヶ尻駅間で牽引し、
C58の代走やイベントで12系を牽引することがある。
現況
デキ502は2016年に黄色+茶帯の秩父鉄道旧塗装となり、2019年12月から黄色一色となった。
デキ504は2018年にピンク+白帯となった。
デキ505は2010年に茶色となり2019年5月からは緑色となっている。
デキ506は2020年に赤色となった。