概要
日立製作所によって1973年から1980年にかけて製造された、貨物列車の牽引機である。
本形式は貨物列車の増発用として製造されたが、C58「SLパレオエクスプレス」の代走として、12系客車を牽引する機会がある。
- デキ300形をベースに、1973年に501・502号機が新造。ヘッドライトにシールドビーム式が初めて採用された。
- 502号機は2016年に黄地+茶帯の秩父鉄道旧塗装となり、2019年からは黄色一色となった。
- 1979年に503・504号機を新造。三ヶ尻線の開業で運用本数増加に伴うもので、この車両から運転室の窓が拡大された。
- 504号機は2018年に桃地+白帯の塗装へ改められた。
- 1980年に505~507号機を新造。ヘッドライトのライトケースが角形に変更され、506・507号機についてはテールライト(尾灯)の位置も移設された。507号機は太平洋セメント保有。
- 505号機は2010年の茶地+白帯への塗装変更を経て2019年からは緑色一色に、また506号機は2020年に赤色一色になった。