概要
「ハリー・ポッター」に登場する人物。
メローピーとモーフィン・ゴーントの父親でトム・リドルの祖父。パーセルマウスであり、純血主義者である。
本編では既に故人。
ゴーント家は間違いなく純血であると言われる「聖28一族」のひとつであり、ホグワーツの創設者のひとりサラザール・スリザリンの子孫にあたる。また死の秘宝のひとつ「蘇りの石」の作成者であるカドマス・ペベレルの子孫でもあり、「蘇りの石」が入った指輪も代々受け継がれているが、それが「死の秘宝」であることは最早誰も知らず、スリザリン所縁の品だと思っていた様子。(サラザール・スリザリンの子孫とカドマス・ペベレルの子孫が婚姻した結果、現在のゴーント家になりそれぞれの秘宝もゴーント家に受け継がれた)。
純血を維持する為に近親交配を繰り返してきた結果、マールヴォロは精神異常者になり、先祖代々受け継がれてきた莫大な財産を散財。マグルが住む土地であるリトル・ハングルトンのボロ屋で貧相な暮らしをしていたが、自分たちは純血だからと現実を見ることはなく、パーセルタングしか話せない息子と虐待対象であった娘と暮らしていた。
メローピーがマグルに好意を寄せていることに激怒し、息子モーフィンをけしかけた事で二人揃って逮捕される。先に釈放されたマールヴォロは娘が待つ家に帰るも、メローピーは暴力を振るってきた父を見捨て家を出ており、自業自得の失意のうちに亡くなった。
トム・リドルのミドルネームは彼から取られている。