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「これが見えるか?何だか知っているか?これがどこから来たものか知っているか?何世紀も俺の家族のものだった!それほど昔に遡る家系だ。しかもずっと純血だ!どれだけの値段をつけられた事があるかわかるか?石にペベレル家の紋章が刻まれたこの指輪に!」

概要

ハリー・ポッターシリーズ』の登場人物。

間違いなく純血であると言われる「聖28一族」の一つ「ゴーント家」の当主(1925年時点)。モーフィンメローピーの父親であり、この3人がゴーントの家名を持つ最後の生き残りだった。

第2巻『秘密の部屋』にて「トム・マールヴォロ・リドルのミドルネームの由来となった母方の祖父」として存在が言及された。本編の時代では既に故人であり、第6巻『謎のプリンス』にてハリー・ポッターアルバス・ダンブルドア憂いの篩で見たボブ・オグデンの記憶で登場する。

容姿

けっして大柄ではないにもかかわらず肩幅が広く、腕がやけに長い。薄茶色の眼や藪のような頭、しわだらけの顔も相まって、「年老いた力強い猿」のような印象を受ける。

人物像

狂信的な純血主義者であり、マグルスクイブを見下している。故に、魔法をうまく使えなかった娘メローピーをスクイブ呼ばわりし、息子モーフィンと共に日常的に虐待していた(実際には自分達による虐待がメローピーの魔力の発現を阻害していたことには気付いていなかった)。

ゴーント家はホグワーツ創設者の1人であるサラザール・スリザリンの末裔であり、彼自身もその例に漏れず先祖由来の蛇語話者(パーセルマウス)である。また、ゴーント家は「蘇りの石」の作成者であるカドマス・ペベレルの子孫とも婚姻しているため、カドマスの末裔でもある。

スリザリンのロケット「蘇りの石」が入った指輪は先祖代々の家宝として大事に所有していたが、後者に関しては「ペベレル家の紋章が刻まれた指輪」と認識しており、それが「死の秘宝」そのものであることは知らなかった様子。

作中での活躍

ゴーント家の人間は純血を維持する為に近親婚を繰り返してきた結果、情緒不安定と暴力の血筋として知られるようになるほどの精神異常者になり、マールヴォロが生まれる数世代前の時点で先祖代々の莫大な財産は浪費し尽くしていた。マグルが住む土地であるリトル・ハングルトンのボロ屋で貧相な暮らしをしていたが、「自分たちは純血だから」と現実を見ることはなく、蛇語しか話さない息子と虐待対象であった娘と暮らしていた。

メローピーがハンサムなマグルの青年に好意を寄せていることに激怒し、息子モーフィンをけしかけた事で二人揃って逮捕される。先に釈放されたマールヴォロは娘が待つ家に帰るも、メローピーは暴力を振るってきた父を見捨てて家を出ており、モーフィンの釈放を待つことなく自業自得の失意のうちに亡くなった。

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マールヴォロ・ゴーント
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