CV:島本須美/玉川紗己子
概要
漫画「さすがの猿飛」の登場人物であり、服部優一郎の幼なじみ。優一郎の遠縁であり、恋人でもある。優一郎からは『ちィちゃん』と呼ばれている。
カーリーヘアでアメカジの服を好んで着ている少女。常に前髪で目を隠していて、服装と外見からブスと誤解されがちだが、実はものすごい美少女。アニメ版では和服のよく似合う淑やかな美少女となっていて、言葉遣いも古風な大和撫子。
優一郎を待っていたが、待ちきれずに押しかけ女房してきた。優一郎に憧れる女子生徒たちからブスと揶揄されつつも健気に寄り添うが、自分がやって来た本心にまったく気づかない優一郎に業を煮やして怒りが爆発し、ずっと優一郎を待っていた気持ちや恋心をぶつけて、優一郎から謝罪されたことで和解した。
忍者としての家業から遠ざかった親戚であるが、一通りの基礎は身に付けている。また、優一郎が恐れを成すほどの怪力の持ち主で、感激のあまり優一郎を抱きしめたときには優一郎を骨折させて入院させるほどの重傷を負わせてしまった。
アニメ版では第21話に登場。優一郎には『千秋さん』と呼ばれている。
優一郎から「1年待ってください。1年たったら立派な忍者になってあなたを迎えに来ます」と約束されてずっと待っていたが、優一郎は1年たっても迎えに来なかった。それでも修行の邪魔をしてはいけないと我慢していたが、優一郎の両親から旅行中不在の間、優一郎の世話を頼まれたことで、優一郎の家にやって来た。
それでも優一郎に拒否されてつれなくされてしまう千秋に同情した魔子や美加に影響されて、優一郎に自分の気持ちをぶつけようと決意。「わたくしを捨ててまでしなくてはならない修行とはどのようなものなのでしょうか?」「あなたは自分勝手だわ。自分のことばかり…わたくしの気持ちはどうなるの?」とキレて暴れた結果、優一郎の家を破壊してしまう。我に返って「出直してきます」と帰っていった。ちなみに優一郎は、その後、旅行から帰ってきた両親から、家を破壊されたことを咎められてふっとばされた。